■第三者委員会があらためて明かした「6時間ヒアリング」の内容

 また第三者委員会の今回の文書には、中居氏が“ほぼ報告書に使われなかった”と主張する「6時間ヒアリング」の実態についても記されている。

《中居氏には当委員会のヒアリングにおいて長時間にわたり真摯にご協力をいただいたものと考えており、中居氏の証言内容や証態度についても、重要な証拠として十分に吟味して事実認定をしております》

 と、今回の回答書には綴られているというが──。前出のワイドショースタッフが解説する。

「第三者委員会は中居氏サイドの主張に対して、“大雨で難しそうだったので実際には誰にも声をかけなかった”“実際にはお店に電話をかけるなどしなかった”と本人がヒアリングで述べた部分を3月に公表した報告書に反映させたと“反論”。あらためて、中居氏が被害女性を自宅に呼ぶにあたって行なった“工作”の内容を書き記しました。

 実際に3月の報告書では、これらが女性を騙し、部屋に連れ込んだ“重要な証言”として採用されています。中居氏の弁護団は“報告書にはその内容がほとんど反映されていない”と主張していますが、中居さんへのヒアリング内容は逆に、第三者委員会が“性暴力”を認定する上で最も重要な証拠であったとも言えるかもしれませんね」

 すれ違う認識と“言い分”。中居氏サイドの訴えに対し、「調査報告書の事実認定は適切」と発表した第三者委員会。X上には、

《弁護士同席で中居氏が会見したらいいんじゃないのかね。書面の往復はエスカレートするだけだよななあ。。》
《加害行為が無かったと証明出来ないから、記者会見も開かず引退したんでしょ?》
《とっとと記者会見を開き、堂々とこの間の事情を答えればいいんだよ》
《自身の名誉回復のためには自分の言葉で会見して説明した方がいいような。。。》

 など、もはや中居氏が会見を開くしかないという声が続出している。第三者委員会の“反論”を受けて中居氏は次にどのような行動を起こすのだろうか。