■松本と紳助氏のトーク番組も復活か

『ダウンタウンチャンネル(仮)』では、これまでダウンタウンが出演した番組をアーカイブ配信する案も挙がっているといい、『ダウンタウンのごっつええ感じ』(フジテレビ系)や、11年に芸能界を引退した島田紳助氏(69)と松本によるトーク番組『松本紳助』(日本テレビ系)もその候補だと報じられている。

「コンビでのトーク、松本さんが中心となった新作コント、浜田さん独自のコンテンツなども配信されると見られています。加えて、すべての番組ではないでしょうが、過去のダウンタウンの出演番組も配信される見込みだといいます。それに向け、関係者がテレビ各局に出向いて“コンテンツを『ダウンタウンチャンネル(仮)』で使わせてほしい”と交渉を進めているといいますね。

『一人ごっつ』(フジテレビ系)や『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』、『絶対に笑ってはいけないシリーズ』(ともに日本テレビ系)……ダウンタウンが生み出してきたコンテンツは数多ありますからね。さらに、浜田さんや松本さんが出演したドラマの配信も検討されていると聞こえてきています」(前出の制作会社関係者)

 浜田が15年ぶりにドラマに出演すると5月13日発売の『女性自身』(光文社)が報じたことも話題を呼んだ。宮藤官九郎(54)が脚本を手掛け、主演を役所広司(69)が、そのライバルを浜田が演じるドラマがNetflixで制作されるという。

 浜田はこれまでも『人生は上々だ』(95年/TBS系)、『竜馬におまかせ!』(96年/日本テレビ系)、『検事・鬼島平八郎』(10年/ABCテレビ・テレビ朝日系)などで主演を務めてきた。

「松本さんも『伝説の教師』(00年/日本テレビ系)で主演を務めましたが、もう1人の主演が中居正広氏(52)なので、こちらは扱いが難しそうですね……。ただ、こういったアーカイブが見られるだけでも相当魅力的ですし、登録する人は多いでしょうね。伝説のコント、爆笑トークを公式に見られるだけでも、お金を払うという人はかなりいそうです。

 そして、『ダウンタウンチャンネル(仮)』を立ち上げることを、イコール“松本さんがテレビと決別する”と見る関係者もいますが決してそうではないそうです。各局に協力してもらうわけですからね。ダウンタウンさんサイドにも“テレビ局とスタッフの存在があったからこそ面白いことができた”という思いもあるでしょうしね。

 過去の番組を『ダウンタウンチャンネル(仮)』で見られるようにし、さらに同配信サービスとテレビの融合のようなプロジェクトもこの先、あるのではないかともささやかれていますね。そもそも、浜田さんは引き続き地上波番組に出演していきますし、松本さんもタイミングが来れば戻りたいという意向だと言われていますね。

 また、吉本が主導するわけですから、千鳥かまいたちなど大人気芸人の参戦もあるのでしょうし、ダウンタウンをリスペクトし、かつてから一緒にやってきた実力派芸人が出てくるコンテンツも作られるでしょう。大喜利ならバカリズムさん(49)や千原ジュニアさん(51)、コントならさまぁ~ずバナナマンの参戦も考えられる。トークなら、小籔千豊さん(51)や宮川大輔さん(52)も出そうですよね。

 地上波に先駆けてダウンタウンの2人が揃って出演することになるであろう『ダウンタウンチャンネル(仮)』はとんでもない規模となり、始動と同時に日本のエンタメ界を揺るがす存在になりそうだと言われています」(前同)

 正式な名称も決まっているとされる『ダウンタウンチャンネル(仮)』の始動後、日本のエンタメ界、お笑い界はどんな変化を遂げることになるのだろうか。