■永野芽郁出演『キャスター』を凌駕する若年層の視聴率

 制作会社関係者はこう話す。

「激戦区の日曜21時枠で『Golden SixTONES』はしっかりと結果を残しています。たとえば、5月18日の世帯視聴率は7.1%(すべてビデオリサーチ調べ、関東地区)、個人視聴率は4.7%、テレビ各局が重視する13~49歳のコア視聴率も4.6%でしたが、日テレ上層部もこの数字をかなり評価しているそうです。

 同枠では現在、阿部寛さん(60)が主演を務め、不倫疑惑の渦中にいる永野芽郁さん(25)も出演している日曜劇場ドラマ『キャスター』(TBS系)のほか、宮根誠司さん(62)MCの『Mr.サンデー』(フジテレビ系)、有働由美子さん(56)MCの『有働Times』(テレビ朝日系)というベテランMCのニュース番組が並びます。

 日曜劇場は世帯・個人視聴率は高いですが、コア視聴率では『Golden SixTONES』が断トツの1位。『キャスター』は3%ほどですからね。一般的な知名度は阿部さん、宮根さん、有働さんのほうが高いのでしょうが、若年層視聴者の多くは『Golden SixTONES』を見ているんです」

 4月6日、『Golden SixTONES』の初回放送には明石家さんま(69)がゲスト出演。木村拓哉(52)がVTR出演するなど豪華な内容となった。また、5月11日には大泉洋(52)、18日には松坂桃李(36)がゲスト出演した。

 松坂はSixTONESとともに、「身の回りにあるアレにコレは入るのか? 入らないのか?」を予想する新感覚の目利きゲーム「サイズの晩餐」、ギャングが用意したブツ(お題)と釣り合う品物を選び、等価交換を目指す新企画「金銭感覚ギャング」などに挑戦した。

「大泉さんは映画『かくかくしかじか』(5月16日公開)、松坂さんも主演映画『父と僕の終わらない歌』(5月23日公開)の宣伝を兼ねて出演しましたが、『Golden SixTONES』は今後、ドラマや映画の番宣番組としても日テレに大きく貢献していくことになりそうです。

 日テレはSixTONESに全ベットしているとも言われていますが、彼らとガッチリ組んで『Golden SixTONES』を『嵐にしやがれ』(日本テレビ系)のような大人気番組に成長させ、SixTONESに国民的グループになってもらいたいと願っているのではないでしょうか。現状、『Golden SixTONES』は絶好調ですし、よりメジャーな番組、存在になる可能性があると言われていますね」(前同)

 吹き替え声優初挑戦と新たなチャレンジを続ける森本擁するSixTONESの冠番組『Golden SixTONES』。激戦区で、絶好のスタートを切ったようだ。