■“路上放置”渋谷区は罰金2万円の条例
「可愛さやインスタ映えなどを意識して服を着せるのはたしかに人間のエゴと言われても仕方がないのかもしれませんが、専門家によると犬種によっては皮膚炎などの対策のために服を着せるのは有用だといいますからね。犬種や犬によりけりということで、木村さんも上沼さんも、どちらの主張も間違っていないといったところでしょう。木村さんの発言は、人のエゴの部分を特に言及している感じでしたからね。
ただ、木村さんの犬に注ぐ愛情は凄まじいものがありますよね。阿部選手の愛犬・ポエムくんもすぐに木村さんに懐いていましたし、自身の飼い犬だけではなく犬全般を愛しているのではないでしょうか。だからこそ、CM発表会でも“ワンちゃんたちの排泄物”について言及したんでしょうね」(前出の女性誌編集者)
CM発表会での木村の発言に、
《この方が散歩している所、私もよく歩きますが、本当に犬の落し物が多いのよ!!》
《それができないやつは犬を飼うな!愛犬家を名乗るな!》
と同意する声がXには寄せられた。
「犬の専門サイトによると“排泄物の路上放置”が減らない理由として、広い道路や公園、草むらなどがある場所の場合、“自分ぐらいは拾わなくていいだろう”と思う人もいるからだといいます。また、夜だけしか散歩に行けない飼い主もおり、暗い道では排泄物を見失ってしまうという事情もあるそう。そこでも“まあ、今回はいいか”というマインドがありそうですよね」(前同)
各自治体では犬のふんの放置は条例で禁止されており、たとえば、東京・渋谷区は「きれいなまち渋谷をみんなでつくる条例」により、犬のふんを放置した場合2万円以下の罰金が科せられる。
「木村さんは愛犬家だからこそ、犬のふんを放置する飼い主に苦言を呈したかったんでしょう。木村さんのような人気と影響力のある人が警鐘を鳴らしたり、注意喚起することはとても効果的だと思われます」(同)
木村の言葉を受け、マナー違反している飼い主の意識が高まることを願いたい。