■スピンオフドラマで“シンクロ展開”
本サイトはTBSに、ムジュン演じるジェソンが『キャスター』第8話に登場するのか問い合わせたが、期日までの回答はなかった。
そんな、『キャスター』本編から3回も“消滅”しているムジュンだが、実は『キャスター』放送直後に毎週配信されているU-NEXT配信のスピンオフドラマ『恋するキャスター』(恋キャス)には、25日配信の第7話まで変わらず出演している。
【以下、『恋キャス』のネタバレを含みます】
『恋キャス』は、『キャスター』本編とリンクするサイドストーリー。なにわ男子の道枝駿佑(22)演じるAD・本橋悠介を主人公に、ムジュン演じるAD・ジェソン、=LOVEの佐々木舞香(25)演じるアルバイトAD・戸山紗矢らの活躍が描かれる報道フロア・ラブコメディである。
ちなみに7話時点では、同スピンオフに本編のメインキャラクター・進藤(阿部)と華(永野)は登場していない。
「ジェソン(ムジュン)はアルバイトADの紗矢(佐々木)が好き。紗矢は本橋(道枝)が好き。本橋はそれに気づいておらず、ジェソンが嫉妬――『恋キャス』は、そんな王道の三角関係が描かれているスピンオフドラマです。
さらに単なるラブコメに終わらず、不穏なサスペンス要素や、『キャスター』の各登場人物の掘り下げなどもある。見ごたえたっぷりな内容が人気を博しています」(前出のワイドショー関係者)
『恋するキャスター』は、“アイドルの道枝と韓国スターのムジュンがメインを張る恋愛もの”ということもあり、
《これ少女漫画原作のイケメン役(道枝に)求めてるオタクの夢が半分叶ってます、びっくり》
《恋するキャスター良すぎ!!!!!!!!観たかった王道ラブストーリはこれです!!!!》
《恋キャス一見本編では描かれないラブストーリーを軸にしているように見えてちゃんと報道に通ずる“騙し合い”も同じ温度感で繰り広げられているの、本当の意味での“サイドストーリー”って感じがしてたいへんよい》
など、主に女性視聴者から好意的な声が多く寄せられている。
「『恋キャス』第7話では、本橋が“ジェソンは韓国に取材行っちゃったし”とボヤく、本編にジェソンが出てこないことに対する理由付けのような描写もありました」(前同)
そんなファンも多い『恋キャス』だが、5月25日放送の第7話では“現実”を連想させる描写もあり、視聴者をザワつかせたという。
「第7話では、ジェソンが意を決して紗矢に告白するもフラれてしまう、という展開が描かれたんです。これに《現実でもドラマでも恋が報われないキムムジュン氏が不憫でならない》と、永野さんとの一件を連想する声が出ているんですよね。
また、ムジュンさんはインスタの“ぬいぐるみ投稿”が注目を集めましたが、『恋キャス』でも、ジェソンが思い人の紗矢にぬいぐるみを、正体は明かさず匂わせる形でプレゼントする、という回もあって……シンクロ展開が起きているとなっています」(前同)
『キャスター』本編では、永野演じる華が正義感の強いセリフを言うたびに視聴者から“ブーメラン発言”とツッコまれる展開になっているほか、文春報道直後の第3話(4月27日)で華とジェソンが2ショットの構図になった際にはSNSが大いにざわつくこともあった。
ムジュンが『キャスター』本編に出てこなくなったことに対して、Xには、
《ムジュンくんキャスター降板したのかな? 元々出番少ないしセリフもちょっとしか無かった。ブラックペアンではいい役だったのに、なんでこのドラマ受けたんだろ。かわいそう》
《ムジュンくん可哀想すぎん?もう日本のドラマ出たくないだろうなー》
といった、彼に同情するような声も寄せられている。
ドラマの公式サイトを見るに第8話には出る模様のムジュン。公式サイトのキャラクター紹介によると、ムジュン演じるチェ・ジェソンは《日本の漫画とアニメにハマり、日本の大学へ進学。制作会社に就職したところ、アニメではなく報道番組に配属された。》という人物で、さらに、《普段は笑顔が多く穏やかだが、時に大胆な行動で進藤の力になる。》とある。第8話から最終回までの数話で、彼の活躍は描かれるのだろうか――。