大人気バンド・Mrs.GREEN APPLEの新曲『breakfast』が4日に配信され、同日にミュージックビデオ(MV)も公式YouTubeで公開。好評を博するなか、SNS上では、韓国の7人組アイドルグループ・BTSの『Dynamite』のMVにそっくりとする声も上がっている。

『breakfast』のMVは、自宅をイメージした場所でメンバーたちが起床し、“breakfast”を楽しんだ後、アメリカンポップふうのセットをバックにダンスを披露するという内容。Mrs.GREEN APPLEにとっては『ダンスホール』以来、3年ぶりの本格的なダンスミュージックビデオとなっている。

「『breakfast』のMVは、TWICENiziUなどの楽曲を手がける韓国のキム・ヨンジョ監督がディレクションを担当し、Mrs.GREEN APPLEやBTS、AKB48などの振り付けを担当しているTeam“S”pecialのNOSUKE氏がパフォーマンスディレクターを務めています。

 NOSUKE氏といえば、timeleszの新メンバーオーディション『timelesz project ーAUDITIONー』(タイプロ)にトレーナーとして参加し、脱落者発表時に号泣する姿がネット上で話題になっていましたね」(女性誌ライター)

 制作陣も豪華な『breakfast』のMVだが、公開後のSNSでは《BTSの『Dynamite』っぽい》《BTSの『Dynamite』意識したのかな?フリも一部取り入れてるし、セットも似てる》《BTSの『Dynamite』のオマージュ全開》といった声が続出している。

 BTSの『Dynamite』のMVは、冒頭でメンバーが自宅ふうの場所でパフォーマンスし、その後アメリカンポップふうのセットをバックにダンスを披露しており、確かに『breakfast』のMVと共通点がある。また、髪をなでつけるような振り付けも、いずれのMVにも含まれている。

「『breakfast』のMVについては、BTSの『Dynamite』に似ているという指摘のほか、《BTSが復活したらコラボしそう》《コラボの匂わせソングか?》と期待する声もあるようです。

 しかし一方で、《コロンブスみたいに炎上しちゃわないか不安》というファンも。昨年6月に公開された『コロンブス』のMVは、メンバーが、類人猿がパーティーをしている家を訪れてピアノの弾き方を教えたり、人力車を引かせたり、乗馬を教えたりする描写があり、SNS上で“奴隷商人だったコロンブスを賛美する内容ではないか”と批判が殺到。MVは非公開となり、レコード会社と所属事務所、ボーカル&ギターの大森元貴さん(28)が謝罪する事態となりました。

『breakfast』のMVについても、BTSの『Dynamite』に似ているために炎上してしまうのでは、と懸念するファンが少なからずいますね」(前出の女性誌ライター)

 公式YouTubeチャンネルで公開されたMVの再生回数は公開から2日で223万回視聴されており、《バンドなのにメンバー全員キレキレにダンス踊れるのってやっぱすごいな》《なんだこの史上最幸に平和なMV》《過去一レベルで爽やかな雰囲気なのに歌詞がグサグサくる…そこがいいんだけど》といった高評価の声が多数寄せられている。