歌手で俳優の西内まりや(31)が芸能界からの電撃引退を5月15日に発表してから、約3週間。6月7日配信の『NEWSポストセブン』に、「西内まりや」としての最後のインタビューが掲載された――。

「まりやさんはインタビューで、ファンの言葉に感謝していること、2017年末に『週刊文春』(文藝春秋)に報じられた所属事務所とのトラブルを経ての独立など、多くを語っています。

 そして、“引退を考えたきっかけ”として、あらためて姉でモデルの西内ひろさん(36)を巡る騒動にも言及していました」(ワイドショー関係者)

 まりやは、自身のインスタグラムで引退発表をした際に、理由を《今年になって身内があるトラブルを起こしている事が発覚》と説明。

 そして、《今一度身内と、そして自分自身と時間をかけて向き合う必要があると感じています》《その上で、しっかりと心を休ませ気持ちを新たにして、新しい人生を歩きたいと考えるようになりました》と綴っていた。

 そんな、まりやの電撃引退発表の背景として、5月17日配信の『文春オンライン』は、姉でモデルの西内ひろ(36)の「1.5億円トラブル」が原因だったと報じた。

「1.5億円」は、ひろが二股交際していたという投資会社を複数経営する男性A氏が、3年間の交際期間中に彼女のために使ったお金の総額。記事によると、ひろは、A氏に“ロマンス詐欺”のようなことをやっていたとされる。

 文春の直撃を受けたひろは二股交際を否定。A氏から受け取った金などは「仕事の対価」だと主張していた。

 一方で、まりやはA氏の陳述書の作成に協力したほか、文春の直撃に《姉には自分のしたことについて、きちんと向き合ってほしい》と、ひろに厳しい姿勢を見せている。

 このトラブルと関連して、世間では2019年5月に発覚した、実母も巻き込んだもう1つの詐欺騒動を思い出す声も多かった。

 当時の『女性セブン』(小学館)によると、まりやの姉・ひろの知人男性が“開発”した金融商品に母親が5000万円を投資。最初のうちは利息が振り込まれたため、母親は信用して商品を周囲にも紹介したものの、後に事業実態がないことが判明。複数の芸能人も被害に遭ったとされる。