橋本環奈が、主演ドラマ『天久鷹央の推理カルテ』(テレビ朝日系)で、医師役に初挑戦している。橋本が演じているのは驚異的な知能と洞察力を持つ天才診断医というキャラクターで、テレビアニメ化もされた医療ミステリーを好演している。

 橋本といえば2024年後期NHK連続テレビ小説おむすび』でヒロインを演じ、国民的女優としてお茶の間に親しまれている。これまで多くの話題作に出演してきた橋本、今回は30~40代の男女100人に「橋本環奈のハマり役」について聞いてみた。(アンケートサイト「ボイスノート」調べ)

 第8位(3.0%)には、映画『斉木楠雄のΨ難』、ドラマ『ルパンの娘』、ドラマ『トクメイ!警視庁特別会計係』(ともにフジテレビ系)が同率でランクイン。

 麻生周一氏人気ギャグ漫画原作を実写化した2017年公開の映画『斉木楠雄のΨ難』は、山崎賢人が主演、山崎演じるとんでもない超能力を持つ高校生・斉木楠雄が、クラスメイトが巻き起こす災難に巻き込まれながら、地球滅亡の危機を乗り越えようと奮闘するコメディ。

 橋本が演じたのは、主人公のクラスメイトの完璧美少女・照橋心美で、学園のマドンナでありながら、男子生徒たちを自分の思い通りに動かすことに快感を覚える腹黒女子高生。二面性のあるヒロインをコミカルに演じ、強いインパクトを残した。

「おもしろい美少女役がピッタリだった」(41歳/女性/主婦)

「めちゃくちゃリアルに照橋さんだった」(31歳/女性)

「制服姿が似合っていた」(37歳/男性)

 横関大氏小説原作の深田恭子主演ドラマ『ルパンの娘』シリーズで、橋本は2020年放送の第2シリーズに出演。深田演じる泥棒一家“Lの一族”の娘・三雲華と、瀬戸康史演じる警察一家の息子・桜庭和馬との決して許されない恋の行方を描くストーリーで、橋本は主人公一家に復讐心を持つ探偵・北条美雲を演じた。

 京都で代々続く名探偵一家の娘で、頭の回転は速いが天然な一面もある京都弁のキャラクターで、これまでにないクールな雰囲気もある役だった。

「演技がかっこよく思えた」(45歳/男性/営業・販売)

「賢そうな役が似合っていた」(45歳/男性/企画・マーケティング)

 橋本は、2023年に放送の『トクメイ!警視庁特別会計係』で主演。橋本が演じたのは経費削減の特別命令を受け、特別会計係となった警察官・一円(はじめまどか)。ヒロインが経費削減案を提案することで刑事たちを振り回しながらも、事件を解決に導いていく姿を描き、コメディ要素もたっぷり盛り込まれた警察エンターテインメントを好演した。

「刑事役の沢村一樹との掛け合いが良かった」(31歳/女性)

「変に目立ちすぎなくて良かった」(45歳/女性/主婦)