ＳＭＩＬＥ－ＵＰ．の代表取締役の藤島ジュリー景子氏（５８）が半生を語った書籍『ラストインタビュー 藤島ジュリー景子との４７時間』が新潮社より７月１８日に発売されることが発表され、早くも大きな話題を呼んでいる。

　小説『イノセント・デイズ』（新潮社）などで知られる作家・早見和真氏がジュリー氏にインタビューをした内容をまとめたもので、旧ジャニーズ事務所創業者のジャニー喜多川氏（享年８７）による加害問題や国民的グループ・嵐の解散にも言及しているという。

「新潮社のコーポレートサイトでは、同著が刊行されるに至った経緯を記した本文冒頭の約５０ページを惜しげもなく公開。ジュリー氏がこのタイミングで本を出すことには否定的な意見もありますが、この斬新なプロモーションはＳＮＳではおおむね好意的に受け取られていますね」（ワイドショーデスク）

　Ｘには、

《ジュリーは加害者ではないとは思う…好きじゃないけどね。むしろ恨んでるけどね》
《ジュリー藤島さんの本とかぜったい読まない　やっぱり１日もはやくあの事務所から離れたい》

　といった否定的な意見がある一方、

《ジュリーさんの本試し読みし涙。あのときに戻りたい…の所から嵐ファンの私には心抉られそうだった》
《休憩時間に読むものじゃない。深すぎて、今度じっくり読みたい。嵐のことまで。発売されたらぜったい買います!!》
《嵐５人を育ててくれたジュリーさんの事なので少し読ませて頂きました、やはり全部読みたいので予約させて頂きました》

　など、「読みたい」という声も多い。

「この異例のプロモーションは大成功でしょうね。また、インタビュアーの早見氏が主導権を握ってインタビューが展開されている印象で、ジュリー氏にしてみれば触れてもらいたくないと思われる点にも触れていて、冒頭の５０ページだけでも読み応えがあるものになっています。

　早見氏が本当に聞きたいことを聞くというスタンスを徹底していて、ジュリー氏の証言にも信頼感を抱けます。ジュリー氏の一人語りだったら出てこないようなトピックもあり、その中には嵐のメンバーとは近い距離にあるものの、二宮和也さん（４１）とは近年は距離がある、と語っているところもあるんです」（前同）