■吉本芸人以上の“茨の道”……山本賢太アナを待ち受ける厳しい処分
今年2月、吉本興業に所属する複数の芸人がオンラインカジノで賭博をした疑いで警視庁から事情聴取を受けていたことが明らかになった。
警視庁は4月3日、ダイタク・吉本大(40)、9番街レトロ・なかむら★しゅん(31)、プリズンクイズチャンネル・竜大(31)と最強の庄田(35)、ダンビラムーチョ・大原優一(35)、ネイチャーバーガー・笹本はやて(33)を書類送検。同庁はいずれも起訴を求める「厳重処分」の意見をつけた。
東京簡易裁判所は6月2日までに賭博罪で略式起訴されたこの6人にそれぞれ罰金10万円の略式命令を出していたが、6月8日や9日にかけて当該の芸人らが活動再開を発表。「罰金を納め、処分もひと段落した」とも報じられている。
「オンラインカジノの利用が報じられた芸人たちは、2月頃から活動を自粛していました。吉本興業は2月5日、公式サイトで一部タレントの活動自粛を発表。《コンプライアンス違反の疑いがあることが判明したため、現在、外部弁護士を交え、事実関係を調査中でございます》とし、事実関係などが確定するまでの間、一部タレントの活動を自粛するとしていました。
吉本は、警察の取り調べや裁判所の処分がどうなるのか明らかにならない間は謹慎処分にする、という判断だったと見られます。山本アナも同様、捜査当局の判断次第で処分が決まってくるはずです。ただ、吉本と契約している芸人と、フジテレビ社員の山本アナでは立場が全く違います。
6人の吉本芸人は警察と裁判所の処分を待って罰金を払い、復帰に至りましたが、会社員の山本アナは同様の動きにはならず、フジテレビからより厳しい処分が下ることになると見られています。中居正広氏(52)の女性トラブルを端緒にした一連の“中居氏・フジテレビ問題”を経て、同局は社員の不祥事はより厳しく見るようになりましたからね。
さらに、視聴者に情報やニュースを伝えるアナウンサーは何より好感度が大事ですが、今回の問題で山本アナの見られ方はかなり厳しいものになってしまうでしょう。当然ながら、これまでと同じように“マッチョで爽やかなイケメンアナウンサー”という路線で番組に出ることはできないでしょうし、『ぽかぽか』などのレギュラー番組に戻ることもないのではないか、と関係者の間では言われていますね……」(前出のワイドショーデスク)
番組出演は当面見合わせへ、とも報じられている山本アナ。将来、フジテレビのエースアナになれそうな仕事ぶりと人気を誇ったが、オンラインカジノ問題でそのキャリアに大きな傷がついてしまったようだ。