■「中居が悪い。現に悪かったもん(笑)」笑いを誘った明石家さんま
中居氏の名前が出たきっかけは、鶴瓶が、さんまと中居氏も出演していた2003年の『FNS27時間テレビ』(フジテレビ系)での“下半身露出事件”に触れたことだった。
同事件は、『27時間テレビ』深夜帯の企画『さんま・中居の今夜も眠れない』内で起こった。鶴瓶は長崎県の離島からの中継で登場したのだが、現地住民との飲み会により泥酔状態で、パンツも履かずに布団に入っていた。そこで鶴瓶はそのまま布団から出たことで、局部が生中継されてしまう“生放送事故”を起こしたのだ。
今回の動画でさんまは「これ(この収録)はテレビちゃいますよね(だから言っても大丈夫ですよね?)」と前置きしてから、
「生中継で元SMAPの中居が、 “布団のなか、何も着てませんよ”ってフリよったの。鶴瓶兄さんとしたら絶対、テレビタレントとして“脱いどかなあかん”って思いはったんですよ」
と、“生放送事故”は中居氏のフリが原因で起こったのだと説明。さらに続けて、
「(中居氏から)“旅館で寝てらっしゃる鶴瓶さん、恐らく脱いでらっしゃるんでしょうね?”というフリがあった。可哀相に。俺は(中居氏に)“やめとけ”って。鶴瓶兄さん絶対やりはるから……。絶対やりはるのに(中居氏が)“はいてませんよね? はいてませんよね?”(と鶴瓶氏に)言うて。バッて(布団を)やったら、(鶴瓶の局部が)映ったんですよ。生放送で。それで始末書になって。スポンサーに、お偉いさんにあやまりに行って」
と、続けた。
これを受けて鶴瓶が「後で聞いたら(さんまが)“兄さん悪くない、兄さん悪くない”ってとりつかれたように……」と言うと、さんまは「言うてた。あれは中居が悪い。そしたら、現に悪かったもん(笑)。いいと思ったんでしょうね……たぶん」などと語った。
さんまと鶴瓶の話を聞いた小文枝は「それはな、中居くん自体が芸人やないからや」と、「芸人やったら、言うたら彼(鶴瓶)は脱ぐっていうの分かるやん。“パンツくらいは履いてるやろう”とか、何か助けるやん。ところが、芸人さんではないから、いうてまう」と分析し、「大丈夫? アカンかったら、みんなカットしようか?」とオチをつけて、別の話題に移ったのだ。
ちなみに、鶴瓶は同騒動について、23年3月3日放送の『ぽかぽか』(フジテレビ系)にて「なんだか分からないうちに起こされたら、浴衣の前がはだけて、無意識にちょっと脱いだかも分からん」と、振り返っていた。
「さんまさんの “(中居氏は)現に悪かったもん(笑)”という発言は、現在進行形の女性トラブルのことを笑った感じですね。さんまさんは発言の際、カメラの方を向いて分かりやすくしていて、隣の鶴瓶さんも爆笑していました。さんまさんならではで、トークの流れで今の話題につなげて笑いを誘った感じですね」(前出のワイドショー関係者)