■『スマスマ』はフジテレビ&カンテレの共同制作番組

 草なぎ、稲垣、香取が所属していたSMAPとフジテレビ及びカンテレはかねてより深い関係を築いてきた。

「SMAPを国民的グループへと押し上げるきっかけの1つとなった番組『SMAP×SMAP』も、フジテレビとカンテレの共同制作番組ですよね」(ワイドショー関係者)

 2024年2月、『スマスマ』や『笑っていいとも!』などの人気番組を手掛けたフジテレビプロデューサーの黒木彰一さんが亡くなった際、稲垣、草なぎ、香取、そして中居正広氏(52)が通夜の参列。亡くなる前には、別々だったが木村拓哉(52)を含むメンバー全員と病室で面会していたことも当時大きなニュースになった。

「2016年末のSMAP解散後、新しい地図の3人はしばらく民放から離れることになりましたが、いち早く草なぎさんを起用したのがカンテレ制作の『罠の戦争』でした。『終幕のロンド』も同じスタッフが携わるということで、現場は和気あいあいとしながら、素晴らしいものができあがっていくのではないでしょうか。

 香取さんの『日本一の最低男』はフジテレビの制作でしたが、稲垣さんの『僕達はまだその星の校則を知らない』と草なぎさんの『終幕のロンド』はカンテレ制作で放送も月曜22時の『スマスマ』枠。これに多くのSMAPファンが歓喜していますね」(前同)

 木村も『ロングバケーション』や『HERO』など、数々の月9ドラマで主演を務めるなどフジテレビとは関係が深い。現在、主演ドラマの『教場』(フジテレビ系)の劇場版の撮影が進められていると報じられているほか、フジテレビ製作の映画『マスカレード・ホテル』の続編も年内にクランクインするとも言われている。

明石家さんまさん(69)との正月特番『さんタク』(フジテレビ系)も毎年放送されています。

 そんななかで、SMAPのリーダーだった中居氏は女性トラブルが原因で1月23日に芸能界から引退……。トラブルがなければ、今でもフジテレビの番組に出ていたでしょうし、同局と深い関係が続いていたはずです」(同)