■「世の中とのチューニングみたいなもん」バラエティ女王・若槻千夏は“エゴサの鬼”

 女優ではないが、若槻千夏(41)もエゴサしていることでよく知られるタレントの代表例だろう。

 24年2月放送のバラエティ番組『さしフワご相談ナイト』(フジテレビ系)に出演した若槻はエゴサーチを「めっちゃする」と告白。

「“エゴサしないんです”って言う人いるけど、私はしたほうがいいと思う。これって世の中とのチューニングみたいなもんだから。世の中と合わなすぎると“1人2人が言ってることじゃん”なんだけど、その1つ2つの声も大切じゃん。好き嫌いだけで言う人じゃなくて、本当に細かくつぶやく人っているじゃん」とエゴサする理由をしっかりと説明していた。

「若槻さんは徹底的にエゴサして、厳しい意見も受け止めて、次に出るバラエティ番組での立ち居振る舞いや発言を改善していっている人です。若槻さんは2006年に活動を休止し、15年に復帰。すると、瞬く間にバラエティの最前線に戻り、現在も大活躍中です。すぐに前線復帰できたのは、エゴサをし、アジャストをする努力を続けたことが大きいのではないでしょうか。

 SNSはアンチの声が大きいですし、誹謗中傷もあります。バラエティ女王の若槻もそうですが、アンチや誹謗中傷の声を恐れず、自分や作品のことをエゴサする女優さんたちのメンタルの強さがうかがえます。

 芸能界では“トップ女優は特別な生き物”と言われます。プライドが高くて、でも自分の仕事には責任感を持って取り組むような人たちばかり。小泉さん、広瀬さん、川口さん、山本さんはいずれもドラマや映画で主演やメイン級で活躍する女優ですが、一般の人ならメンタルがきつくなるコメントをも受け止めて自らの学びにし、その後の仕事に活かしているのではないでしょうか」(ワイドショーデスク)

 売れっ子女優の中には、エゴサでファンやアンチの反応を確認し、新たなドラマや映画に活かしてさらに一流になっていく者も少なくないのかもしれない。