6月23日、NHKは歌手・田原俊彦(64)の6月24日放送の生放送の歌番組『うたコン』(夜7時57分~)出演を見合わせると発表した。

 田原を巡っては、6月20日にTBSラジオが、15日放送の爆笑問題のラジオ『爆笑問題の日曜サンデー』(TBSラジオ)にゲスト出演した際、田原がアシスタントの山本恵里伽アナウンサー(31)に対し不適切な言動があったと発表していた。

 同回で田原は山本アナからの「こんなに(ダンスパフォーマンスで)足上げたんですか」という質問に対し、田原が「真ん中の足はもっと上がるんだけどね」などと答え、山本アナが「やめてください」と拒絶。

 さらに山本アナが田原のプロフィールを紹介する際、彼女の指を触ったり、主演ドラマ『教師びんびん物語』(88年4月期/フジテレビ系)の名前が出た際に「今もギンギンです」というなど、下ネタで笑いを取っていた。

 騒動を受けて田原は22日に行なわれたイベントライブ前に取材対応し、「僕としては通常運転というか……」「昭和のつまらない親父ギャグみたいな感じで」と釈明しながらも「今後、発言、行動などは気をつけていきたいなと思っています」「お騒がせしてどうもすみませんでした」と、2度頭を下げて謝罪した。

「今のご時世、セクハラは絶対に許されない行為ではあります。田原さんは15日の『日曜サンデー』ではほかにも“(自分は)ちょっと痩せたね。ヤリすぎかな……仕事をだよ!”と含みのある言い方をしたり、ファンと行く温泉ツアーの話で“可愛い子がいたら、その部屋に夜這いに行ったりとかね”などといったジョークを言ったり……危うい発言はかなり多かった。

 ただ、SNSではNHKの対応を“さすがに厳しすぎるのでは”と、田原さんに同情する声も少なくありません」(女性誌編集者)