■山本賢太アナの“アナウンサー人生”は絶望的か
山本アナが書類送検されたという報道を受け、
《スポンサーありきの商売のテレビ局員の違法行為。クビにならないことに驚く》
《普通の会社なら懲戒解雇です フジTVは知らんけど》
《「違法ではないと考えていた」とよく聞く言い訳してるけど、5ヶ月間で1250万円賭けて400万円損失出したって!》
《山本賢太アナ好きだったから残念だなぁ… 間違いなくクレーム入るからヤマケンはもうニュース読めないだろうなぁ。局アナから別部署に移動が既定路線だろうなぁ》
などの声がXには寄せられている。
「ただでさえ、フジテレビは中居正広氏(52)の女性トラブルに端を発した一連の問題でスポンサー離れが深刻で、親会社であるフジ・メディア・ホールディングス(FMH)が発表した2025年3月期決算の純損益は328億円の赤字ですからね。6月25日にはFMHの株主総会もあり、山本アナや鈴木氏のオンカジ問題が話題に上がる可能性も高い。
そんななかで、山本アナがフジテレビのアナウンサーとして同局の番組に出るのはもう難しいでしょうね。1250万円もの大金をオンラインカジノに入金して“大丈夫だろう”という意識でいたのはもはや異常ですし、そもそものことですが、地上波テレビはCMスポンサーがあってこそ成立するもの。アナウンサーは表に出る仕事。番組によっては“顔”にもなる存在ですからね」(前出の広告代理店関係者)
5月下旬から6月初旬にかけ、山本アナがレギュラー番組や特番から不自然に“消えて”おり、視聴者がザワつく事態が発生。6月8日放送の特別番組『オールスター合唱バトル2025』(フジテレビ系)では彼を映さないような画角やカメラワークが目立つなど、不自然な消え方をしていたため、SNSにも疑問の声が多数寄せられていた。
そんな山本アナがオンラインカジノを利用していたことが明らかになった6月11日、《様々な情報をお伝えする立場にある者として極めて不適切な行動であったことを、深く反省しております。自らの浅はかな判断によって、信頼を損なう結果となり、言葉では尽くせぬほどの後悔と恥ずかしさを感じております。今後、同じ過ちを繰り返すことのないよう、自らを厳しく律してまいります》と本人がコメントを発表した。
「不起訴になるなどし、事態が収束したところで今後も山本アナには“オンカジアナウンサー”というイメージがつきまとうことは必至。番組制作サイドは、CMスポンサーが嫌がるであろう彼を起用することは避けます。
アナウンサーにはナレーションやイベントの司会といった画面に出ない仕事もありますが、そういった場にもなかなか歓迎はされないでしょうし……どう考えても、当面は画面に出すことはできないでしょう。
番組に出せないのですから、仕事はどんどん減っていき、フェードアウトしていく可能性も。TBSでも2022年7月に若手男性アナウンサーが不祥事を起こし、その後、アナウンサーを辞めたというケースがありましたが、山本アナもそのようになっていくかもしれません。
ただ、フリーに転向したとしてもスポンサーは彼の起用を嫌がるでしょうから、地上波番組にはなかなか出られないでしょう。ネット番組などでは活躍の場はあるとは思われますが……残酷なようですが、山本アナのアナウンサー人生は絶望的だと業界的には考えられていますね」(前同)
アナウンサーはイメージが重要。オンラインカジノを利用したことは、山本アナのキャリアに暗い影を落とすことになってしまった。