■万年民放主要キー局最下位の『ぽかぽか』には《オンカジ仲間番組だろ》の声も

 たとえば、今から1週間前、6月19日の『ぽかぽか』の世帯視聴率は2.2%(すべてビデオリサーチ調べ、関東地区)、個人視聴率は1.1%だった。

 同日同時間帯の『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)は世帯3.5%、個人1.8%。テレビ朝日の12時台放送の『大下容子ワイド!スクランブル』は世帯4.6%、個人2.3%。13時台の『徹子の部屋』は世帯5.2%、個人2.7%。『ひるおび』(TBS系)は世帯3.8%、個人1.9%。『昼めし旅~あなたのご飯見せてください』(テレビ東京系)は世帯1.3%、個人0.6%だったという。

「テレ東には何とか勝っていますが、『ぽかぽか』は民放主要キー局最下位が定位置です。これが23年1月のスタート時からずっと続いている感じ。数字だけ見たら相当厳しいですし、続ける理由がない番組と指摘されても仕方がありません。

 フジテレビの昼の帯番組では、『笑っていいとも!』以降は、『バイキング』がなんとか存在感を放っていましたが、その他の番組は低調続きでもはや“死に枠”とさえ言われていました。『ぽかぽか』開始時には“MCのハライチが火中の栗を拾うことになる”とも言われましたが、やはり現在まで数字は厳しい。

 それでも、番組打ち切りの話が持ち上がってこなかったのは“どれだけ視聴率が悪くても契約期間内は続ける”という契約をフジテレビとハライチ側とで結んでいるからだといいます。新たに始まった番組がすぐに終了になれば、MCを務めるハライチにとってダメージですからね。そうした契約を結ぶのは当然と言える。ただ、もう始まってから2年半。その契約も間もなく切れるのではないか、とも言われていますね」(前出の制作会社関係者)

 山本アナの書類送検、鈴木容疑者の逮捕を受け、

《オンカジ仲間番組だろ、これもう》
《フジテレビ「ぽかぽか」とかいうオンカジ常習者の巣窟》
《なんかフジテレビのぽかぽかがオンラインカジノ問題でずるずるになりそうだなぁ》

 と『ぽかぽか』にも厳しい目が寄せられている。

「番組の発起人である港氏は、中居正広氏(52)の女性トラブルに端を発した一連の問題で退場。フジテレビは、その港氏と元専務の大多亮氏(66)を提訴する方針まで示していますから“追放”のようなものですよね。さらに番組幹部の鈴木氏が逮捕され、レギュラーの山本アナが書類送検。加えて、2年半やってもう上がり目は見込めない絶望的な視聴率……今の『ぽかぽか』にはケチしかつかない状態ですよね。

 ハライチ側との契約が終わる日を待つような番組になってしまった、と多くのテレビマンも口をそろえますね……」(前同)

 番組関係者2人がオンラインカジノを利用していたことが明らかになった『ぽかぽか』は今、存続の危機を迎えているようだ。