ラッパーでBE:FIRSTなどのボーイズグループのプロデュースを手掛けるSKY-HI(38)とラッパーのNENE(31)の“ビーフ”の応酬がヒップホップ界隈で盛り上がりを見せている。
“ビーフ”とはヒップホップアーティスト同士の争いや対立のことを指し、主にラッパー同士が楽曲を通じてディスり合うこと。
6月20日にNENEの新曲『OWARI』のMVがYouTubeで公開され、その歌詞には《ネタ切れのハイエナ 電話しろよ ちゃんみな お金払ってくれるなら あげてもいいよアイデア》《レベル下げんなって I‘m so high SKY-HI 開く準備しとけパラシュート 私がこの闇暴く》というものがあった。
「NENEさんは『OWARI』のリリック(歌詞)で自身のスタイルが模倣されたと主張。ちゃんみなさん(26)がプロデューサー、SKY-HIさんがエグゼクティブプロデューサーとなって始動したガールズグループオーディション番組『NoNoGirls』から誕生したHANAの楽曲などを引用して複数のアーティストをディスったんです」(音楽ライター)
オーディション番組『NoNoGirls』を経て今年1月にデビューを果たした7人組ガールズグループ・HANA。4月2日にデビューシングル『ROSE』が配信リリース及びMVが公開された。同曲は「オリコン週間ストリーミングランキング」と「Billboard JAPAN総合ソング・チャート」の「JAPAN HOT 100」で初登場1位を獲得。
6月27日発表の「オリコン週間ストリーミングランキング」では週間再生数654.6万回で5位にランクイン。累積再生数は1億461.5万回となり、自身初の1億回再生を突破。女性アーティストの今年度配信楽曲では最速で累積再生数1億回を突破した。
「HANAは7月2日の『2025 FNS歌謡祭 夏』(フジテレビ系)、7月5日の『THE MUSIC DAY 2025』(日本テレビ系)、7月19日の『音楽の日2025』(TBS系)と各局の大型音楽特番に軒並み出演。
そんな大注目のHANAと同グループのプロデュースを手掛けるちゃんみなさん、そしてBE:FIRSTやHANAが所属する会社『BMSG』の社長でもあるSKY-HIさんの名前や楽曲を引用し、NENEさんがビーフを展開。これにSKY-HIさんが即座に“アンサー”。
これがHANAやちゃんみなさんやSKY-HIさんのファン、ヒップホップ界隈で話題を呼んでいるんです」(前同)