6月30日付の『オリコン週間 写真集ランキング』(集計期間6月16日~22日)が、このほど発表された。当然ながら今年4~6月に発売された写真集がトップ10を占めるなか、2023年12月に発売された本田響矢(26)の1st写真集『響』(文友舎)が5位に急浮上している――。

『響』は、当時24歳の本田の姿を収めた、《“いま”を詰め込んだ“らしさ”のある》写真集。本田が温泉好きであることにちなみ、「本田響矢と行く温泉旅」をテーマに、街歩きや寝起きシーンなどを意識した写真が収められている。オフショットが掲載されたインスタグラムには《彼女目線たすかります》など多くの声が寄せられている。

 また本田は23年11月末、自身初の中国ファンミーティングを開いたこともあり、中国語での応援コメントも多く寄せられていた。

「同写真集は、6月23日付の『オリコン週間 写真集ランキング』(集計期間6月9日~15日)にも8位にランクインしていました。

 本田さんといえば、芳根京子さん(28)主演の春ドラマ『波うららかに、めおと日和』(フジテレビ系/6月26日終了)で大ブレイクした若手イケメン俳優。1年半前の写真集がこのタイミングで売れていることからも、ドラマ効果で多くの新規ファンを獲得したことがうかがえます。

 本田さんが所属するプロダクションでは高橋文哉さん(24)が飛びぬけた人気タレントという感じですが、彼に迫るような人気ですよね」(女性誌編集者)

 本田が相手役で出演した『波うららかに、めおと日和』は、講談社のマンガアプリ『コミックDAYS』で連載中の西香はち氏の同名マンガが原作。日中戦争が勃発する前年の昭和11年を舞台に、歯がゆくも愛らしい“新婚夫婦の甘酸っぱい時間”を丁寧に描くハートフル・昭和新婚ラブコメディー作品。

 同作では、芳根が男性経験ゼロの主人公・江端なつ美、本田がその夫で硬派な帝国軍人・瀧昌を演じた。新婚夫婦の“うぶキュン”を丁寧に描き、それによって、あらためて平和の尊さ、戦争の辛さが実感できる作品としても人気を博し、30日時点で見逃し配信・TVerのお気に入り登録者数が春ドラマ2位の110万人を記録している。

「本田さんは、連続ドラマ『ジャックフロスト』(23年1月期/MBS)で鈴木康介さん(27)とダブル主演(ドラマ初主演)するなど実績を積み重ねてきましたが、GP帯ドラマのレギュラー出演は『めおと日和』が初めてのことでした。彼が演じる“瀧昌さま”の姿に多くの視聴者がメロメロになり、ファンが急増したんですよね。

 今回、話題になっている写真集『響』の重版が発表されたのも、『めおと日和』中盤の5月23日でした」(前同)