木村文乃(37)主演の木曜劇場『愛の、がっこう。』(フジテレビ系/毎週午後10時)が、7月10日にスタート。GP帯(午後7時~11時)連続ドラマに初出演する、Snow Man・ラウール(22)に注目が集まっている。
同ドラマは、私立ピエタス女学院高等学校葵組の担任の現国教師・小川愛実(木村)が、文字の読み書きが苦手なホストに言葉や社会を教える秘密の“個人授業”を続ける中で、次第に距離を縮めていくも、さまざまな批判や非難、憎しみ、嫉妬が容赦なく2人を襲う完全オリジナル・ラブストーリー。
ラウールが演じるのはホストクラブ「THE JOKER」に勤務するホスト・カヲル。年の離れた小さな弟がいて、家庭環境が整わない生活を送ったため学業がおろそかになっており、義務教育もたいして受けられなかったが、人なつっこい笑顔とトークスキルを武器にして、店のホストのNo.7までのし上っている。
主演こそ木村文乃だが、何よりも注目されているのはラウールだ。ただ、演技経験は少なく、俳優としては未知数すぎる。昨年、映画『赤羽骨子のボディガード』で主演しているが、こちらはアクションがふんだんに入ったコメディ路線。はたして、問題を抱えたホストという、シリアスな演技はできるだろうか――。
それは木村がいれば、危惧することはない。演技には十分な実力があって、デビュー当初は気の弱い性格のお嬢様役が多かったが、キャリアを重ねていくうちに、問題を抱えながらも、芯の強い女性も演じるようになっている。今回の、“慎重な性格でまっすぐ過ぎるが故に、過去に一度、大きな過ちを犯したことがある”という愛実役も木村にピッタリだ。