TOKIO解散から間もなく10日。福島県をはじめとする関係者や多くのファンが解散を惜しんでいるが、そんななか元メンバーの松岡昌宏(48)の株は上がり続けている。
TOKIOは2018年の山口達也(53)、21年の長瀬智也(46)の脱退を経て、城島茂(54)、国分太一(50)、そして松岡の3人体制で活動していた。
ところが6月20日、国分について過去にコンプライアンス上の問題行為が複数あったことを確認したと日本テレビが公表。『ザ!鉄腕!DASH!!』からの降板が決定し、同日、国分の無期限活動休止も発表された。
国分を巡っては7月3日、彼のレギュラー番組『男子ごはん』を放送しているテレビ東京が、国分にハラスメントの疑いが生じることがあったと発表。2月に匿名の投書が届いたといい、その後、関連社員、制作会社、そして国分にヒアリングを行なったといい、現在も外部の第三者の弁護士を通じて調査を行なっているという。
そんな国分の不祥事は、グループにも波及。6月25日にはTOKIOが同日付で解散することを「株式会社TOKIO」の公式サイトが発表。さらに7月2日に《このたび、グループTOKIOの解散に伴い、株式会社TOKIOは所定の事務手続きおよび関係各位へのご説明等を終え次第、廃業する運びとなりました》と株式会社TOKIOの廃業も発表された。
「TOKIOの解散は城島さんと松岡さんが話し合って決め、その後、国分さんに伝えたといいますが、城島さんと松岡さんにとってもグループ解散と会社廃業は苦渋の決断だったはずです。そして、松岡さんはその経緯を報道陣の前で誠心誠意説明。その“神対応”が絶賛されましたよね」(ワイドショーデスク)
松岡は6月27日、愛知・東海市芸術劇場で報道陣の取材に対応。同28日と29日に同劇場で主演舞台『家政夫のミタゾノ THE STAGE レ・ミゼラ風呂』が上演されたが、初日を前にしたリハーサル後、劇場外で待ち構えていた報道陣に対し、《このたびは国分太一のことでご迷惑をおかけしております》と謝罪。
《現段階で日本テレビさんの会見を見て、城島と自分がこれ以上、TOKIOを名乗るわけにはいかないなという判断》と説明し、《「またかTOKIOか」っていうのが恐らく一般のみなさまのリアクションなのかな。もうそこはさすがに限界だなと》と心境を明かした。
国分と連絡を取っているとも話し、本人からは《「申し訳ない、申し訳ない」だけですね》とし《猛省に猛省を重ねて、奈落の底にいる状態》とも語った。