■「1日も早くなくしたほうがいい」山口達也会見から変わらぬ姿勢

 前出のワイドショーデスクが続ける。

「松岡さんは質問がなくなるまで、約20分にわたって丁寧に対応。その場にいた一般の通行人、そして報道陣からも自然と拍手が湧いたほどでした。メンバーの不祥事が発覚した直後という大変な状況であり、主演舞台を翌日に控えるなか、立ちっ放しで20分間。あそこまでの対応はなかなかできませんよね。そんな松岡さんへの感謝とリスペクトから拍手が湧いたと考えられます。

 TOKIOの解散を発表した6月25日、松岡さんから福島県の担当者に謝罪の電話があったともいいますが、彼は株式会社TOKIOの広報担当でもありますから、“自分の役割を全うしなければならない”という責任感もあったのではないでしょうか。

 そして、松岡さんの姿勢はずっと一貫していて、山口さんが不祥事を起こしたときの記者会見でも客観的な目線でコメントしていましたよね」

 2018年5月、山口氏が未成年女性に無理やりキスを迫り、強制わいせつ容疑で警視庁に書類送検(起訴猶予処分)されたことを受け、城島、国分、松岡、長瀬は会見を行なった。

 山口の《TOKIOにまだ席があるなら帰りたい》という言葉について、松岡は《山口の彼の甘ったれた意見はどこから生まれるのかと正直思いました》と述べ、《恐らく彼は崖っぷちではなく、自分が崖の下に落ちていることに気づいてなかったのだと思います。そういった甘え、根源はどこから来るのかとずっと考えていました》とコメント。

 そのうえで《TOKIOに帰る場所がある、そんな考えが通るTOKIOなら1日も早くなくしたほうがいいと思いました》と断じた。

「松岡さんは当時、《今日は、みなさまに聞かれたことは何でもお答えしたいと思っています》とも説明していましたからね。今回の6月27日の取材時と同じ姿勢ですよね。

 山口さんの不祥事の際の会見で言っていた《TOKIOに帰る場所がある、そんな考えが通るTOKIOなら1日も早くなくしたほうがいいと思いました》という考えはずっと松岡さんの中であり、国分さんのコンプラ違反を受けて、“グループを解散する”という決断をしたのではないでしょうか」(前同)