■騒動前から「距離感がある」「こんなギスギスしてたっけ?」などの声

 今回の騒動の前から、国分と心平氏のやり取りに、視聴者も違和感を抱いていたようだ。以下、Xでの投稿。

《今の男子ごはんの不満のひとつに、心平の国分太一への距離感がある。ケンタロウは良くも悪くも事務所の力関係などお構いなしに国分へフランクに接していたが、心平はどうもへりくだってるように見えるんだよね。ジャニーズとか料理作るのには関係ねぇよ、って態度を見せてほしい》(2012年12月投稿)
《たまに国分太一の発言に栗原心平がイラっとしている?と思うときがあるので、昔から少しモヤッと感がある。ケンタロウのときはそんな感じたことはなかったのだけど》(24年8月投稿)
《男子ごはんをひっさしぶりに見てるんだけどこんなギスギスしてたっけ?国分さんと栗原さんお互い会話噛み合ってないというか…》(24年8月投稿)

 国分の不祥事が発覚して以降は、

《やっぱり国分くん、、、ちょい気質があったのかなぁ。なんとなく最近、男子ごはんをみた時に心平ちゃんの感じがすごく気になってた。昔もう少し仲良さげにやってた気がしたのにすっごく距離を感じた雰囲気を不思議に思ってたが、、、もしそうだったらあぁなるよね》
《「男子ごはん」ここ2,3年心平ちゃん顔が引きつってる感じで笑顔無くなったなと思ってた国分太一は心平ちゃんが料理してる時も全然違う方向見てやる気の無さ丸出し!無精髭はやし髪もボサボサの時があり番組自体をなめてる感じがしてた。スタッフも何も言わない言えない雰囲気だったのかもね》

 といった、“思い起こせば”という感じの声も多く寄せられている。

「『男子ごはん』では、6月15日の現状最後の放送回でも、国分さんと心平さんに微妙な距離感が感じられるところがありましたね。お互い気づかいせずにトークをしているようにも見えますが、国分さんのツッコミのキツさから気まずい空気になっているように見える場面もありました」(前出の女性誌編集者)

 6月15日の『男子ごはん』は、暑い夏に備えて「ニラだれスタミナ丼」「オクラととろろのごま酢和え」「わかめとしょうがのスープ」の3品を紹介していく、という内容だった。

 心平氏が「冷房で冷えたりするときに(生姜が)いいですよね」と言うと、国分がスタッフのほうを見ながら「冷房にいちばんウルサイのって心平ちゃんですよね」とぽつり。画面外からの笑い声(※効果音の可能性も)はあったが、その際、心平氏は“苦笑”していた。

 また、心平氏がオクラの準備中に「(好物の)オクラだけで終わることあるからね晩ごはん」とするも、国分に「よくそんなウソつけるね。何週にも続いて……」と返されてしまい、やはり“苦笑”。

 メインのスタミナ丼を作る際には、国分が「スタミナがなくなるとか、しんどいとか口にすると、(本当に)しんどくなっちゃう。言わない。嘘でも元気な顔してる。それが元気の源だと思う」という発言を心平に「よく“ダルッ”って言ってる太一さん見るんですけど」と返され、「いやー、それは本当にダルいんでしょうね」と、今度は国分が苦笑いをしていた。

「国分さんと心平さんは10年以上コンビで番組をやっていますし、エンディングではビールで乾杯して、海が見えるテラス席で楽しそうに実食をする姿もお約束。

 ですので決して、関係性が悪いということはないでしょうが、やはり年下の心平さんが国分さんの様子を見ているというか、どこか気をつかっているように感じられることもありますね。苦笑を浮かべる様にもそれが漂っているというか……。そして、時々、国分さんからはキツめの言葉が飛び出すんですよね。ちなみに、国分さんはサポート程度で、ほぼ料理はせず、心平さんに任せるスタイルになっていましたね」(前同)

 国分はその6月15日放送回の冒頭で、五角形を使って複数の項目を比較するレーダーチャートを発表している。そこではパワー、スタミナ、やる気、食欲、酒量すべてを満点にしていて、国分は「ヤバいですよ。もう。あり余っちゃってますよ。楽しくてしょうがない」と豪語していた。この放送から5日後に、日本テレビからあの発表があったと考えると、やはり急転直下のことだったのだろう――。