7月6日、『令和仮面ライダー』シリーズ7作目となる新番組『仮面ライダーゼッツ』(東映制作・テレビ朝日系/9月スタート予定)の特報映像とティザービジュアルが解禁された。「夢に潜入し、ミッションを遂行するエージェント」という設定以外、多くが謎に包まれているが、特報映像の内容から、SNSは賛否両論、大荒れとなっている――。

 公開されたティザービジュアルは、バイクにまたがる仮面ライダーゼッツの姿が描かれている。黒いボディ、真っ赤な大きな目――すべての原点である『仮面ライダー1号』を彷彿とさせる一方で、ライダー史上初となる“腰ではなく胸に変身ベルトが巻かれている”というインパクト抜群のデザインをしている。《仮面ライダーというかウルトラマンっぽいな》などの声も。

 そして特報映像は、ゼッツが高層ビル、お寺、何らかの廃墟など、多くの場所に立っている、というもの。

 来年は『仮面ライダー』生誕55周年のアニバーサリーイヤーであり、『仮面ライダーゼッツ』はアメリカ・カナダ・香港・韓国・タイ・台湾・ベトナム・MENA(中東・南アフリカ地区)でも配信・放映予定。それだけに気合いの入った特報映像となっているが、

《仮面ライダーゼッツの生成AI感すごいな》
《生成AIで作りました感すごいよね。あまりにもあからさまだから狙ってやっているとは思うしなんなら本当に使ってそう》

 などと、ゼッツのデザインや背景ビジュアルから、昨今、クリエイターの間でも賛否が分かれている「生成AI」を連想する声は多い。

『仮面ライダーゼッツ』は「夢に潜入」という設定であることから、

《夢のビジョンの不安定さを表現するために生成AIの風景を活用するのかもしれない》
《仮面ライダーゼッツは生成AIに描かせたらこうなりましたみたいな見た目してるけど、夢に出てくる仮面ライダーだとしたらこれくらい奇妙な見た目がマッチしてるんだろうな》

 といった考察を楽しむファンも多いが、《あちゃー、仮面ライダーゼッツは生成AI使用派か》《ほんとに生成AI使ってたらケチついたな》などと、否定的な声も少なくない。