■3年前、宮川大輔もハムストリングを負傷
『イッテQ』の番組内でも出演者の高齢化の件は何度もネタにされており、2024年には『新メンバー発掘プロジェクト』も行なわれた。最終的にはパリコレモデルの澤井一希(28)、お笑いコンビ・足腰げんき教室のうちだすぺしゃるはーたみん(25)など、計7人が「候補生」として選出されたが、『イッテQ』本編にはほとんど出演しておらず、彼らが定着しているとは言えない状況にある。
※画像は『イッテQ』公式インスタグラムより
また、収録中のケガも珍しい話ではなくなりつつある。特に宮川は身体を張る“お祭り男”のため、22年3月20日放送回では長靴飛ばしのチャレンジ中にハムストリングを負傷。24年5月12日放送回でも牙のある野生の豚に思い切り噛まれるなど、入院するほどではない軽度のケガはしょっちゅう。
そんな背景もあることから、今回の中岡の骨折には、
《イッテQの出演者も高齢化が進んでますね》
《仲良しメンバーでやってるから若手をなかなか入れられないのかなイッテQも演者の高齢化が進んでるって自ら話題にしてたんだから、宮川や中岡さんにいつまでも体張らせちゃダメだよな。人災だよ人災》
《ロッチ中岡さんも年齢いってるから昔みたいなイッテQロケは厳しいよな》
といった指摘も寄せられている。
「高齢化の件に加えて、今年に入ってから『イッテQ』では、ロケ先を巡るトラブルもあったばかり。その意味でも企画には細心の注意を払い、かなり気をつけて作っているはず。それなのに、中岡さんが負傷してしまったと……」(制作会社関係者)
今年2月、『イッテQ』では、番組準レギュラーのガンバレルーヤが韓国で回転演舞を習うという企画で、その入門先に旧統一教会系の「リトルエンジェルス芸術団」を選んでしまうという騒動があった。
旧統一教会は、高額献金や霊感商法などの問題で、文部科学省に一昨年、解散命令を東京地方裁判所に請求され、3月25日に解散を命じられた団体。企画は2月2日に放送される予定で、放送直前でお蔵入りとなったが、日テレが謝罪する事態になった。
明るくない話が続く『イッテQ』だが、一方で、20年5月を最後に番組を事実上降板していた手越祐也(37)が24年10月13日放送回でカムバックを果たし、今年4月13日放送回にも再出演を果たしている。
「手越さんは、24年10月の“復活回”ではコア視聴率10.6%を叩き出すなど、あらためて大人気ぶりを見せつけました。年齢もまだ30代だし、エネルギッシュで若々しい。やはり、彼が『イッテQ』に本格的に復帰できるかが、今後、大きそうですよね」(同)
『イッテQ』では、2017年に放送された担当コーナーのシャッフルSPにて、手越が中岡のコスプレをして、中岡の担当企画『Qtube』に挑んだこともあった。高齢化に苦しむ超人気番組を救うのは、手越か――。