7月20日に投開票が行われる参議院選挙への注目が高まっている。同月1日に放送された『news23』(TBS系)には与野党8党首が出演し、物価高対策などについて討論が行われ、SNSでも今後の選挙戦への期待の声が続出している。
国民の生活に直結する今後の政治に、期待や不安を抱いている人は多い。そこで今回は20~50代の男女100人に「期待している政治家」について聞いてみた。(自社リサーチ)
第10位(3.0%)は、枝野幸男氏。
立憲民主党所属の衆議院議員で、昨年10月に同党の最高顧問に就任した枝野氏は、「ヒューマンエコノミクス 人間中心の経済」を掲げ、教育や研究開発、社会課題などへの対応も徹底的に、「人に中心に置き人に投資をする」ことを目指すべきビジョンとしている。
「リーダーシップがありそうだから」(34歳/男性)
「うまくやってくれそうだから」(42歳/女性/パート・アルバイト)
第9位(4.0%)は、吉村洋文氏。
大阪維新の会所属の大阪府知事で、日本維新の会の代表も務めている吉村氏は、6月に国会内で記者会見し、参院選のマニフェストを発表。「社会保険料から、暮らしを変える」をキャッチフレーズに掲げ、「現役世代の所得を増やし、持続可能で安心できる社会保障制度を構築する」と話した。
「行動力に期待したい」(56歳/男性/会社員)
「減税に期待」(44歳/女性/会社員)
「みんなが求めていることを実現してくれそう」(33歳/男性/会社員)
第7位(5.0%)は、石破茂氏、山本太郎氏。
石破茂氏は自由民主党所属、現在、内閣総理大臣を務めている。夏の参院選に向けて6月に自民党が発表した公約では、物価高対策として国民1人当たり2万円の給付を盛り込んだが、野党から“ばらまき”と批判されるなど、物議を醸した。
3月には自民党1期生との会食の際、1人10万円分の商品券を配っていたことが明らかになり、批判が相次いだ。『news23』の党首討論会では、減税や給付、消費税について言及したことが話題になった。
「やっぱり総理大臣だから気合が入ってると思う」(49歳/女性/パート・アルバイト)
「給付金を配ってほしい」(41歳/男性/パート・アルバイト)
「外交をなんとかしてほしい」(47歳/女性)
「世の中を良くしてくれることに期待」(58歳/女性/主婦)
れいわ新選組の代表を務める参議院議員の山本太郎氏は、夏の参院選に向け、困窮する生活の打開策として消費税の廃止を主張している。
舌鋒の鋭さに定評があるが、2023年に入管難民法改正案の参院法務委員会採決で委員長席に飛びかかるなどして採決を阻止しようとし、自民党議員らにけがを負わせたとして、与野党から懲罰動議を提出されるなど、その行動がたびたび注目される。
「消費制廃止をお願いしたい」(57歳/男性)
「真剣さがあるイメージ」(54歳/男性/会社員)
「国民目線での政治をしてほしい」(57歳/男性/パート・アルバイト)