■「期待している政治家」、公約で急浮上したのは
第6位(6.0%)は、神谷宗幣氏。
2022年に初当選した参議院議員で参政党代表兼事務局長の神谷氏は、6月に夏の参院選の公約を発表。「日本人ファースト」をキャッチフレーズに、消費税の段階的廃止や社会保険料の見直しで「国民負担率」を35%以下に抑えるとし、外国人単純労働者の受け入れ制限や、外国人の土地購入、生活保護受給の厳格化も盛り込んだ。
7月5~6日に行われた共同通信の世論調査では、参政党が自民党に続き2位に浮上。今後の動向に注目が集まっている。
「減税、日本再興、外国人受け入れに反対、米の確保と食の安全、医療費削減など、国民の味方をした政策に期待する」(47歳/女性/会社員)
「日本人のための政治を掲げているから」(47歳/女性/会社員)
「今の政治を変えることに期待」(46歳/女性/パート・アルバイト)
「日本人ファーストが支持できる」(31歳/女性/会社員)
「移民反対、減税、議員削減」(34歳/女性/医師・医療関係者)
「日本人の保護と無駄な外国投資の是正」(36歳/男性/会社員)
自由民主党所属の衆議院議員として活動する高市早苗氏は、昨年9月に自民党総裁選に出馬、“初の女性総理”の誕生を期待する声も多かったが、決選投票の末、石破茂に敗れたことが話題になった。
同年11月、自民党の「治安・テロ・サイバー犯罪対策調査会」の会長に就任。社会問題化する「闇バイト」対策に意欲を示し、今年5月には同調査会がスパイ防止法導入を柱とする情報力強化に関する政府への提言案をまとめ、「本気で議論を始めなければならない段階にきている。夏の参院選公約にも盛り込めるように取り組む」と語った。
「初めての女性総理の誕生を期待している」(34歳/女性/パート・アルバイト)
「女性の指導者としてテコ入れしてほしいし、物価高の対策やアメリカとの対等な関係を築くことに期待する」(43歳/女性/自由業)
「防衛力増強による強靭な国体づくり、また日本の強みである製造業の国内立地推進、次世代原子炉の設置推進など」(59歳/男性/会社員)
「自民党はもうダメなので新しい党を作ってほしい」(32歳/男性/会社員)
「減税と経済を回せるようにすることを期待」(45歳/女性/会社員)
名古屋市長を4期15年務めた後、昨年11月に衆議院議員として国政に復帰した河村たかし氏は、日本保守党共同代表と地域政党「減税日本」の代表を務め、消費税減税や地方議員のボランティア化、高校入試の廃止などを政策として訴えている
昨年、自ら作詞を担当した楽曲『何をやってもしかられる』をリリースし、歌手デビューをはたしたことも話題になった。
「財政の効率化」(44歳/男性/会社員)
「打たれ強そうだから」(40歳/男性/会社員)
「しっかりしている」(26歳/男性/学生)
「所得倍増、社会保障改革」(37歳/男性)
「市長時代に公約通りのことをした人だから」(51歳/女性/会社員)
■「期待している政治家」ランキング
1位 小泉進次郎
2位 玉木雄一郎
2位 野田佳彦
4位 高市早苗
4位 河村たかし
6位 神谷宗幣
7位 石破茂
7位 山本太郎
9位 吉村洋文
10位 枝野幸男