日本テレビを代表する大人気バラエティ番組『世界の果てまでイッテQ!』(日曜夜8時~)。2007年にスタートした同番組は現在も高視聴率を誇る一方で、出演者の高齢化、それに伴うケガの増加が言われる事態になっている――。

 7月7日、『イッテQ』レギュラーのロッチ中岡創一(47)がベトナムロケ中に、骨折の疑いがあるケガをしたことが発表された。公式サイトの声明によると、中岡は撮影中にお尻を強打し、現地の病院で第2腰椎圧迫骨折疑いと診断されたとのこと。帰国後、日本の病院で精密検査を行ない、診断が確定する予定だという。

 中岡は22年3月17日にも、『イッテQ』の撮影中にランニングマシンから転倒して全治2か月の右足関節外踝骨折をしたことがあるだけに、あらためて番組には厳しい声も寄せられている。

「中岡さんは1度ロケで大ケガをしているだけに、スタッフも細心の注意を払っていたと思われますが、またもや骨折が疑われるようなケガを負ってしまったと。この事態には、もう全力で体を張る企画は厳しいのでは、といった中岡さんの年齢面を懸念する意見も多く上がっていますね。

 中岡さんだけでなく『イッテQ』メンバーの高齢化は進んでいる。それだけに、元レギュラー・手越祐也さん(37)の完全復活を期待する声は多いようです」(女性誌編集者)

 手越は『イッテQ』がスタートした2007年からレギュラー出演していたが、コロナ禍の中での飲み会参加などが問題視されて、20年5月に活動を自粛。同6月末にジャニーズ事務所から退所したこともあり、『イッテQ』も事実上の降板状態となっていた。

 しかし、24年10月13日放送回でカムバックを果たし、今年4月13日放送回にも再出演。レギュラーではなく単発ゲストのような扱いだったが、

《手越イッテQレギュラーメンバーに戻ってくれないかな……》
《スポット参戦だけでなくレギュラー復帰させても良さそうだけど》
《また大輔さん(宮川大輔/52)と手越くんのお祭り、内村さん(ウッチャンナンチャン内村光良/60)と3人で絶叫ツアー、手越くんのノーチャラ/エンターテイナー企画などなどずっとずっと観たいな》

 といったレギュラー復帰を望む声が、多く寄せられている。

 なお、手越の『イッテQ』レギュラー復帰の可能性について、日本テレビの福田博之副社長(当時)は24年10月末に行なわれた定例会見にて、「現時点で決まったことはない」としつつ、「多くの方に受け入れていただいた感触はあるので、また見たいという声にできるだけ応えるようにしていきたい。現場と相談したい」と、前向きな姿勢を示している。

「福田氏はさらに、24年11月末の会見で“非常に大きな反響をいただいた”とも話していましたね。

 実際、手越さんはかなり“数字を持っている”タレントなんです。24年10月の『イッテQ』復帰回はテレビ各局が重視しているコア視聴率(13~49歳の個人視聴率)が10.6%(関東地区/ビデオリサーチ調べ)というとんでもない高数字を記録。それ以降に出演した日テレの番組でも、好結果を残していますね」(前同)