■“数字を持つ男”手越祐也、10月期には日テレドラマにも出演か

 手越は昨年『イッテQ』に復帰してからというもの、1月6日放送の『大悟の芸人領収書新春SP』(夜10時~/通常は月曜夜11時59分~)、5月12日放送の『しゃべくり007』(月曜夜9時~)など、日テレ番組に出演する機会も増えている。

 そして、“数字を持つ男”手越は、特に『しゃべくり007』は、世帯視聴率8.2%、個人5.3%、コア4.9%という高数字を叩き出した。同視聴率は同時間帯で個人が1位で、コアに至っては断トツ1位のほか、5月12~18日の週に放送された全局の全番組の中でも2位タイという高いものだった。そして、4月13日に放送された『イッテQ』では、再びコア視聴率8.9%という驚異的な数字を記録。

 同回で手越は、宮川とともにアメリカ・ウィスコンシン州ドラモンドで「バーのイスのレース」という、スキー板をつけたイスに座り雪上のコースを滑走するお祭りに挑戦。惜しくも優勝は逃したが、宮川は「本気の手越祐也の目を久々に見られて楽しかった。来年、手越くん……リベンジしに来よう!」と、手越の再登場を期待させるコメントも残していた。

 制作会社関係者は話す。

「『しゃべくり007』に出演したこともそうですが、手越さんは昨秋に『イッテQ』に“復帰”してから、日本テレビとの距離が再び近づいている印象を受けますよね。

 そんななか、今年10月クールには、『イッテQ』と同じ曜日に放送されている『日曜ドラマ』枠(夜10時30分~)のドラマへの出演も噂されているんです。ホームドラマになるようですが、話通りであれば、手越さんにとっておよそ7年ぶりとなるドラマ出演ですね」

 手越が最後に俳優として作品に出演したのは、NEWS加藤シゲアキ(37)主演の『ゼロ一攫千金ゲーム』(日本テレビ系/18年8月期)。当時、手越がNEWSに所属していたことから中盤の悪役にキャスティングされ、スピンオフドラマもHuluで配信された。

 その後、手越は今年6月28日配信の韓国ドラマ『イカゲーム シーズン3』(Netflix)にワンシーンだけ吹き替え声優として作品に参加した程度で、俳優活動は行なっていないと見られる。『イカゲーム』への出演も、手越が「イカゲーム大使」だからという理由だ。

「最近の手越さんが出た日テレの番組は、ことごとく高視聴率を叩き出している。そんな手越さんへの高評価は福田社長の発言からもうかがえますが、そんな手越さんはドラマ部門も“キャスティングしたい”となるのではないでしょうか。

 そうした日テレとの距離が急速に近づいている話が聞こえてくる一方で、手越さんと言えばやはり『イッテQ』のイメージが強いですし、本人も大切な番組として同番組を挙げることが多い。レギュラー陣の高齢化は顕著で、中岡さんが大きなケガをしてピンチを迎えている同番組を助けたい思いも強いはず。ジャニーズ事務所も消滅した中、もはや、レギュラー復帰への障害もないようにも思えますが……」(前同)

 今年4月の『イッテQ』では「2度目、出られるとは思いませんでしたよ!」と、大喜びだった手越。3度目の出演はいつになるのか。そして完全復帰の日は、果たして――。