櫻井翔(43)主演の土曜ドラマ『放送局占拠』(日本テレビ系/毎週よる9時)が、7月12日にスタートする。“占拠シリーズ”の2023年『大病院占拠』、24年『新空港占拠』に続く作品であり、今回もヒットが期待されている。

 同ドラマは、櫻井が刑事・武蔵三郎を演じるタイムリミット・バトル・サスペンスの第3弾。妖怪の面で顔を隠した武装集団・妖(あやかし)が、東京都知事選挙に向けた選挙特番を放送中の「テレビ日本」を占拠。放送を中止すれば、番組スタッフやキャスター、俳優、都知事候補などの人質を殺すという。

 前2作と同じく、X上では《また毎週土曜、占拠のトンチキに混乱し続ける夏が始まるな》《占拠シリーズってCGとかセリフ見てもかなりトンチキなのに脚本しっかりしてるから楽しみ》など、ツッコミどころ満載のトンチキドラマが期待されている。また、早くも武装集団の正体を考察する声も出ている。

 舞台は放送局で人質が500人に増えているが、主要な人質の数は前2作とあまり変わらず、おそらく総数を増やしただけ。“占拠シリーズ”のファンが期待しているのは、凝ったストーリーでも迫力ある映像でもなく、冗談みたいに無理やりな展開とチープな映像にどれだけツッコめるかなので、問題はないだろう。