■『とれたてっ!』参入なら『ミヤネ屋』『ゴゴスマ』との三つ巴の戦いに
『ゴゴスマ』の24年度平均世帯視聴率が4.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)となり、NHKを含む同時間帯の番組で初の年度視聴率単独トップを獲得した。これは関東での放送開始10年目で初のこと。
「ここに、元日テレの青木さんの『とれたてっ!』が参戦してきたら、視聴率の奪い合いはさらに激化するわけですが、青木さんは大阪にマンションも購入し、骨をうずめる覚悟だといいますからね。相当な決意で『とれたてっ!』に臨んでいるはずです。全国ネットとなったら今まで以上に気合いが入るでしょう。
一方、『ミヤネ屋』は近年パワーダウン。還暦を越えた宮根さん自身が周囲に“もうやめたい”と漏らしているという報道もありましたね。19年続く番組で、これ以上の伸びしろはなかなか望めませんし、『とれたてっ!』が参戦してきたら、石井さんの『ゴゴスマ』と三つ巴状態となり、宮根さんはさらなる危機に直面することになるでしょう。そして、日テレ出身の青木さんの『とれたてっ!』が『ミヤネ屋』の数字を上回るなんてことになったら、読売テレビと日テレ関係者にとっては衝撃でしょうね。
さらに、青木さんは旧ジャニーズタレントとの親交も深い。今までも『とれたてっ!』にはSTARTO ENTERTAINMENT所属のタレントが出演してきましたが、番組がより影響力を持ったら、さらなる大物STARTO社タレントが出てくれるかもしれません。全国ネットになった暁には、青木さんの強みも活かしつつ『とれたてっ!』を話題の番組にしていくのではないでしょうか」(前出の広告代理店関係者)
元日テレアナ・青木がMCを務める『とれたてっ!』が、10月からフジテレビなどの系列局でも放送され、全国レベルで“三つ巴のワイドショーバトル”が繰り広げられるのか――本サイトがそのことをカンテレに問い合わせたところ、《編成の詳細についてはお答えしておりません》という回答だった。
早ければ今秋から、平日午後の“ワイドショー視聴者獲得合戦”は激しいものになりそうだ。