當真あみ(18)主演の連続ドラマ『ちはやふる-めぐり-』(日本テレビ系/水曜よる10時)の第2話が、7月16日に放送される。9日放送の初回は、新たなキャストや設定が視聴者の間で絶賛されている。

 同ドラマは、末次由紀氏の人気漫画『ちはやふる』(講談社)が原作。広瀬すず(26)主演の映画版から10年後の世界で、廃部寸前の梅園高校の競技かるた部が舞台。幽霊部員・藍沢めぐる(當真)が顧問・大江奏(上白石萌音/27)と出会い、仲間と共に成長していく姿が描かれる。末次氏も協力し、新たな『ちはやふる』となるようだ。

 第1話は、何事もタイパ重視のめぐるは、部活に入っていれば内申点に有利という理由だけでかるた部に在籍しているが、一度も部活に出たことがなく、競技かるたのルールもチンプンカンプン。ピザ屋のバイト中、3年生の引退試合に人数合わせで駆り出され、1回戦で負けて号泣する先輩たちを見て呆気にとられる。

 めぐるは、青春が肌に合わないと感じて退部を決意。奏は引き留めようと、今しかできない体験をすることも必要だと力説するが、めぐるは奏の考え方を「平成の古文」だと言う。そんな中、かるた部は文化祭で競技かるたの実演会を開催。めぐるは、そこで小学校時代の同級生・月浦凪(原菜乃華/21)と再会し……という展開。

 X上では、《千早と同属性のキャラはサイドに置き、あえて達観した令和女子を主役に据える妙。神ドラマの予感しかしない》《ドラマがなぜ千早ではなく奏をフィーチャーしたのかが伝わってくる第1話。主人公的存在に劣等感を持つ側の人たちが自分の物語をどう作っていくのか楽しみだ》などと、多くの称賛の声が。