大人気バンド・Mrs.GREEN APPLE(ミセス)のキーボード・藤澤涼架(32)が映画『ベートーヴェン捏造』(9月12日公開)にショパン役で出演することが発表された。藤澤が映画に出演するのは初となる。

 同作は、かげはら史帆氏による歴史ノンフィクション『ベートーヴェン捏造 名プロデューサーは嘘をつく』(河出文庫刊)を基に実写化。天才音楽家・ベートーヴェンの崇高なイメージが、実は彼の秘書の捏造だった――という音楽史上最大のスキャンダルを、近年、脚本が大注目されるバカリズム(49)が丁寧に紐解き、取材を交えつつ脚本化したという。ベートーヴェンの忠実な秘書・シンドラーを山田裕貴(34)が、ベートーヴェンを古田新太(59)が演じる。

 ショパン役に起用された藤澤は《映像での演技経験がない中で、初めての映画出演のお話で、驚きと恐縮がありましたが、大変光栄でした。日頃、楽器演奏で音楽を届ける表現者として、役を演じることにとても関心があったので、とにかく一生懸命頑張りたいと思いました》とコメントを寄せている。

 藤澤の映画初出演に、

《藤澤涼架がショパン役ですって!? めっちゃ似合うー!!》
《俳優藤澤涼架めっちゃ楽しみにしてます》
《ショパン役 藤澤涼架 もう字面から麗しくないですか???》
《美鼻で金髪が似合うお育ちが良さそうな感じ、クラシックの雰囲気にぴったりだと思いますおめでとう》

 と歓喜の声が殺到し、《ショパン役》はXのトレンド入りするほどだった。

「ボーカル・ギターの大森元貴さん(28)は4月25日公開の映画『#真相をお話しします』で主演を務め、現在放送中のNHK連続テレビ小説あんぱん』にも出演予定。俳優としても存在感を高めつつありますが、大森さんに続いて藤澤さんも映画に出演。その演技やビジュアルに注目が集まっています。

 ミセスの3人は7月16日発売の『anan』(マガジンハウス)の表紙を飾っていますが、ギターの若井滉斗さん(28)はソロで『Guitar magazine』(リットーミュージック、7月11日発売)も飾り、話題に。さらにミセスは先日、東京ディズニーリゾートのアトラクションでコラボ。双方のファンからは賛否の声もありますが、日本人アーティストとしては初めて、アトラクションとのコラボになりました。

 音楽的な活躍とそこでの売り上げは凄まじいものがありますが、音楽業界に限らず、テレビ界・映画界をはじめとするエンタメ業界全体が彼らを求めていますよね」(芸能プロ関係者)