■メディアへの「情報統制」疑惑を事務所に問い合わせると――

 しかし、目下話題の永瀬の熱愛報道のケースは違った。

 スポーツ紙では『東京スポーツ』がWEB記事で《キンプリ永瀬廉と浜辺美波に熱愛報道 頭抱える「24時間テレビ」スタッフ》とのタイトルで記事を掲載。続いて、日刊ゲンダイも《浜辺美波&永瀬廉“お泊まり報道”で日テレから嬉しい悲鳴…大物カップル誕生で「24時間テレビ」注目度が急上昇》というWEB記事を掲載したが、他の媒体はどこも“後追い”をしなかった。

 その裏事情について、前出の芸能レポーターがこう話す。

「実は、永瀬さんが所属するSTARTO ENTERTAINMENTからスポーツ新聞社や地上波のワイドショー番組などに対して、“この件を後追いしないでほしい”と通達というか、お願いがあったといいます」

 というのだ。芸能レポーターが続ける。

「それほど、永瀬さんの今回の熱愛スクープがSTARTO社にとっては痛恨だったのでしょう。というのも、永瀬さんは浜辺さんと『24時間テレビ』で共演するのに加え、現在ドームツアー『King & Prince LIVE TOUR 24-25 ~Re:ERA~ in DOME』の真っ最中で、7月19日からは京セラドーム大阪での3公演がある。熱愛スクープが出るタイミングとして、“最悪”ですからね」

 そこで、本サイトはSTARTO社にそうした動きがあったかどうかについて質問状を送ったが、期日までに回答はなかった。同社は肯定も否定もしなかったわけだが……。

「こうした所属タレントのスキャンダルでは、大手プロダクションでは同様の動きが少なからずあるのは事実。報じる方にも“忖度”は生じますし、特にワイドショーは今、スポーツ紙が後追いしないと報じない、というところもありますね。永野さんと田中さんの不倫疑惑も、ワイドショーではあまり報じられませんでしたよね。

 ただ、旧ジャニーズ事務所からタレントのマネジメントを引き継いだSTARTO社の場合は、少し事情は異なるでしょうね。“忖度”や時には“圧力”さえもあったと言われている旧ジャニーズ事務所からマネジメント体制を一新し、旧ジャニーズの創業家が行なっていたような影響力を全面に押し出すような手法はもう取らないと言われていましたからね。

 6月末で福田淳前社長が退任して、すぐのタイミングでこの動き。一部の芸能関係者からは“旧ジャニーズ事務所時代のように戻らないといいが……”という声も出ています。今回の永瀬さんの件はあまりにも影響力が大きいということで、“特別”だと思いたいですが……」(前同)

 とどまることを知らない永瀬の人気ぶりがうかがえよう。