■「飲む打つ買う」を地でいく昭和のスター気質

 前出のワイドショー関係者が続ける。

「2020年1月、唐田えりかさん(27)との不倫が報じられた東出昌大さん(37)は今、関東近郊の山村に移住して狩猟生活を送っているといいますからね。不倫報道後、自然界で生きる東出さんとギャンブルの世界で生きる田中さんを重ねて見ている人もいるんでしょう。東出さんは24年8月には再婚も果たしていますよね。

 田中さんといえば、過去には賭け麻雀に興じる姿も報じられましたし、元俳優の高岡蒼佑さん(43)が、田中さんが良からぬギャンブルに手を出したり、それが理由で借金をしようとしたと暴露されたこともありました。

 とにもかくにも、彼がギャンブル好きだったのはたしかでしょう。さらにお酒でのトラブルも多々ありましたからね。そして永野さんとの不倫疑惑。その辺りに注目すれば、まさに昭和の銀幕俳優のようですよね……」

 20年8月、田中が警察に保護されていたことが明らかになり、世間は騒然とした。田中は都内の自宅付近でタクシーを降車する際、泥酔した状態で寝ており、料金の支払いができなかったという。タクシー運転手から通報を受けた警察官が現場に駆けつけ、その後、警察署で数時間保護されたが会話もできない状態だったと報じられた。

 永野との不倫疑惑が最初に報じられた際には、田中の所属事務所が《酒は弱いのに飲むのが好きで、やや酔っぱらいやすく飲みすぎて失念し、迷惑をかける事があった》とコメントしたことも話題を呼んだ。

「6月18日、田中さんは主演ドラマ『おい、太宰』(WOWOW/6月29日放送)の完成報告会に出席しましたが、ここでも不倫疑惑についてはスルー。いまだに公の場では言及していません。

 このまま知らぬ存ぜぬを貫くのかもしれませんが、そこも、多少の批判などはものともしなかった昭和の銀幕スターを感じさせる振る舞いに近いと言えるのかもしれません。

《田中圭元気いっぱいすぎてなんかもう逆に好き》といった声もありますし、やりたいことをやりたい放題やる感じの田中さんを評価する人も少なくない。永野さんとの騒動前は、甘いルックスで優しい役も多かった田中さんですが、地上波ドラマは厳しいと見られる今後は、映画や配信作品などで、雄々しく豪快な役を演じる機会が増えていくのかもしれませんね」(前同)

 世を大きく騒がせた不倫騒動からまだ2か月余り――ポーカー世界大会で1700万円を稼ぎ出す豪胆なメンタルで、田中は復活を遂げることになるのかもしれない。