7月17日発売の『週刊新潮』(新潮社)で、お笑いコンビ・くりぃむしちゅーの有田哲平(54)と上田晋也(55)が所属していた事務所の元社長が、同コンビへのギャラの“取り分”を暴露したことがにわかに話題になっている――。
7月11日、マツコ・デラックス(52)、くりぃむしちゅー、有働由美子(56)は、芸能事務所「ナチュラルエイト」を退所し、新事務所「株式会社チャッターボックス」を設立した。「ナチュラルエイト」といえば、2025年1月30日発売の『週刊文春』(文藝春秋)で、元社長・A氏(63)の金銭トラブルと辞任が報じられていた事務所だ。
芸能事務所関係者が語る。
「A氏は長年くりぃむしちゅーのマネージャーを務め、2009年に独立してナチュラルエイトを設立。くりぃむしちゅーのほかマツコさんらが所属し、2018年にはNHKを退職した有働アナが新しく所属したことでも話題になりました。ただ今年1月末に文春で、A氏がタレントのギャラなどをめぐり金銭トラブルを起こし、辞任していたとの報が伝えられたのです」
記事では事情を知る芸能関係者の話として、《タレントのギャラを繰り返し中抜きする錬金術で横領の疑惑も浮上しています。トラブルの金額は億単位にのぼるのでは》と、“横領疑惑”にも言及された。
その“文春砲”から約半年。前述の通り、7月11日になり「ナチュラルエイト」はHP上で所属タレント全員の退所を発表。《一部報道にありましたように、誠に遺憾ながら弊社内部における会計・税務上の問題が発覚し、現在事実関係の調査を行っております》と、金銭的なトラブルが判明したことを認めた。調査にあたっては外部の専門家だけでなく、会計・税務のエキスパートに代表者として就任してもらうという。
そのうえで、「それぞれがより仕事に専念し、その力を最大限発揮できる環境を整えるため」として、所属するタレントすべての退社・移籍を報告した。そうしたなかで『週刊新潮』は、渦中ともいえるA氏を直撃している。