斎藤工(43)主演の連続ドラマ『誘拐の日』(テレビ朝日系/火曜よる9時)の第3話が、7月22日に放送される。15日放送の第2話では、視聴者の間で考察が盛り上がる一方、平均世帯視聴率は5.6%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)で、初回から1.0ポイント下げてしまった。
同ドラマは、主人公・新庄政宗(斎藤)が、心臓病の娘の手術費用を確保するため、妻・汐里(安達祐実/43)の発案により、裕福な病院長の娘・七瀬凛(永尾柚乃/8)を誘拐しようとするところからはじまる、巻き込まれ型ヒューマンミステリー。韓国ドラマということもあってか、はしばしに韓ドラテイストが感じられる。
第2話は、政宗が誘拐した凛は、記憶を失っているが、多言語を操り、博識で発想も鋭い天才児であることが判明。凛に問い詰められた政宗は、観念して誘拐した理由を告白。そして、凛の両親が何者かに殺害されたことを打ち明ける。凛はショックを受けながらも、政宗と別れて家に帰るため単身、警察署に向かう。
しかし、パトカーを見た凛は、誘拐された日の記憶を一瞬、取り戻す。あの日、凛は“何か”から必死に逃げていたが、自宅の前で目にしたのはパトカーの灯だった。ということは、犯人は警察の人間かもしれないと、凛は慌てて政宗のもとに戻る。一方、所轄の刑事・須之内司(江口洋介/57)は、汐里の居場所を突き止め……という展開。
誘拐を計画した汐里も怪しいが、凛の大叔父で病院の副理事長・七瀬富雄(長谷川初範/70)、その弁護士・山崎忠(深澤辰哉/33)、医学博士・水原由紀子(内田有紀/49)など、裏がありそうな人物が続々と登場している本作。さらに今回は、凛の行方を追う謎の男が登場して、政宗を執拗に殴りつけた。