「つい先日、大物タレントにハラスメント行為がなかったか、あるキー局が調査を行なっていると報じられましたが、この一件がテレビ界・芸能界でさらなる波紋を広げているんです」
そう話すのは広告代理店関係者。
7月23日配信の『NEWSポストセブン』が、さるキー局が一部局員を対象に《Aさんによる社員、スタッフ、その他関係者へのハラスメント行為を見たことはありますか》とアンケート調査を行なっていたと報じた。
Aはテレビで見ない日はないほどの大物タレントで、長らくバラエティ界をけん引。マルチな活動をしている人物だという。記事によると、Aは納得のいかないことがあると「それは違うだろ!」と収録現場で声を荒らげることもあったとされる。
“タレントのハラスメント問題”を巡っては、6月20日に日本テレビがTOKIO・国分太一(50)について、過去にコンプライアンス上の問題行為が複数あったことを確認したとし、出演することは適切ではないと判断。レギュラー番組『ザ!鉄腕!DASH!!』からの降板を決定したと発表し、その後、TOKIOは解散に至っている。
「今回の件の初報は、大物タレントAさんについて局員や関係者にアンケート調査を行なっているという内容でしたが、実はここにきて、“Aさんと過去に共演したことがあるタレントが所属する芸能プロダクションの関係者”にまで調査範囲を拡大しているというんです。
そうなると、より多くの会社・関係者にヒアリングするわけですから、Aさんのことを調査していることが外部に漏れる可能性もより高まりますよね。もう調査する側は、外部に漏れても仕方がない。Aの耳に入ってもいい、という強い姿勢で調査に臨んでいるのではと見られていますね。
今のご時勢を考えると本気で取り組まざるを得ないのでしょうね。国分さんの件もそうですが、中居正広氏(52)の女性問題に端を発した一連のフジテレビ問題はテレビ界・芸能界全体を揺るがす騒動にまで発展しましたからね」(前同)