■「中居正広氏・国分太一クラス」の一大事に発展する可能性も

 一連の問題により、中居氏は芸能界を引退。被害女性などへの適切な対応ができていなかったと指摘されたフジテレビからは多くのスポンサーが撤退。親会社であるフジ・メディア・ホールディングス(FMH)が発表した、フジテレビの2025年3月期決算の純損益は328億円の赤字となった。

 また、同問題を受けてフジテレビ以外の局でも社内調査を実施。外部の専門家も含め、“会食などでの不適切な性的接触”についてヒアリングを行なった局もあった。

 前出の広告代理店関係者は言う。

「当初、Aさんを巡る調査は公表しないレベルのものだと見られていたんです。ところが、今やAさんについて調査していることが方々に漏れても仕方がないと思えるほど、ヒアリング対象を広げていると。

 そこから伝わってくるのは、調査している側の“本気”ですよね。つまり、調査内容を発表する前提で事を進めているのではないかと。最初にAさんに関するある事案が報告され、その裏取りをしつつ、さらにそれ以外にも過去に問題があったのではないか、と調査をしているのではないかと言われているんです。

 調査結果、その報告内容によっては中居氏や国分さんクラスの大事に発展する可能性もある、と関係者の間では話されていますね……」

 2025年、芸能界・テレビ界で大きなテーマになっているハラスメント問題。8月以降、さらなる激動があるのかもしれない――。