■専門家が指摘する、旧ジャニーズ事務所からSTARTO社になって“変わったこと”
中間は有料ブログを更新。《まずは何よりも、悲しい気持ちにさせてしまって本当に申し訳ございませんでした》とファンに向けて謝罪したが、交際自体は否定しなかったため、《否定しないってことはもう肯定になっちゃうんよ…》などと多くのファンが落胆し、怒りの声を上げた。
「永瀬さんと村上さんは、現状では交際報道にはいっさい言及することなくスルーですよね。旧ジャニーズのアイドルらしい振る舞いと言えそうです。2人の熱愛報道にもショックを受けたという声や憤る声は上がりましたが、中間さんのような荒れ方はしていません。ただ、永瀬さんと浜辺さんの熱愛報道に関しては、ワイドショーやスポーツ紙に“後追い報道は勘弁してほしい”という通達があったといいますよね。
キンプリはドームツアー『King&Prince LIVE TOUR 24-25~Re:ERA~in DOME』の真っ只中にありましたし、キンプリと浜辺さんは8月30日・31日放送の『24時間テレビ』(日本テレビ系)でともにチャリティーパートナーを務め、共演が控えている。そういった事情もあり、“お願い”があったと見られますね」(前出の芸能プロ幹部)
旧ジャニーズ事務所からSTARTO社になり、熱愛報道への対応はどう変わったのか。芸能評論家の三杉武氏はこう語る。
「タレントたちをアイドルというよりも“アーティスト”という扱いをするようになり、タレントの自主性に委ねる方針になったのではないでしょうか。
そして、やはり旧ジャニーズ事務所はマスコミに対して影響力がありましたよね。不祥事を起こしても“メンバー”呼びだったりがその一例ですよね」(以下、三杉氏)
テレビ番組のキャスティングや出版社でのカレンダー販売及び雑誌の表紙やグラビア出演、スポーツ紙での独占インタビューなど、それらを持つ旧ジャニーズ事務所には圧倒的な影響力があり、メディア側にも忖度があった。
「マスコミに対しての“無言の影響力”がなくなったことは大きいですよね。それにより“防御力が弱まった”とも言えそうですが……。
STARTO社になって体制が大きく変わったと最も感じたのが、綾瀬さんとジェシーさんの熱愛報道ではないでしょうか。綾瀬さんサイドは積極的に認めるという感じではない一方、ジェシーさんははっきりと交際を認めたようなもの。昔なら女性側が認めてもジャニーズ側は交際を認めなかった。それが今や逆ですからね。
また、今後のSTARTO社で注目すべきは新社長の動向ではないでしょうか」
会社設立時からSTARTO社の代表取締役CEOを務めた福田淳氏(60)が6月27日をもって退任し、元フジテレビ専務の鈴木克明氏(66)が新社長に就任した。
「福田氏は日本の芸能界の慣例や暗黙の了解が嫌いなタイプ。だからこそ、タレントの自主性に任せる方針を取ったとも言われていますが、鈴木新社長はフジテレビ出身で昔の芸能界を知っている人ですからね。福田社長時代の方針を継続すると思われますが、もしかしたら揺り戻しもあるのかもしれません。
STARTO社のタレントは圧倒的に女性ファンが多く、本気で“付き合える”とは思っていないにしても、タレントを恋愛対象のように見るファンも一定数はいます。STARTO社のマネジメント体制になってタレントの自主性を重んじるようになったとはいえ、ファンに支えられるビジネスですし……やはり、これだけ熱愛報道が続出するのは会社にとっても痛手になりますからね。福田社長時代とは、また対応が変わっていくかもしれませんね」
7月には3つも熱愛報道があったSTARTO社タレント。8月、そして下半期もまだまだ報じられる展開となるのだろうか――。