欅坂46の元メンバーの長濱ねる(26)が8月5日、芸能事務所「フラーム」に移籍することを発表した。タレントが所属する芸能事務所を変えることは珍しくないが、フラームといえば戸田恵梨香(36)や有村架純(32)ら、旬の女優が多数所属する芸能事務所だ。

 長崎県長崎市出身の長濱は『欅坂46』のメンバーとして2019年7月30日まで同グループのメンバーとして活動した。欅坂46卒業後は、約1年ほどの芸能活動休止期間を経て、現在は女優として活動するほか、日本テレビ系報道番組『news zero』の火曜日パートナーも務めている。

 今回、長濱は自身のインスタグラムで《この度Seed&Flowerを離れ、フラームに所属する運びとなりました》と発表。Seed&Flowerで過ごした10年間については、《これまで関わってくださったすべての皆様に、心より感謝申し上げます》と感謝しており、円満移籍をアピール。フラームへの移籍については、《新たなご縁をいただき、身の引き締まる思いです》などと決意を述べた。

 昨今、事務所を移籍する女優は少なくない。24年には、松本まりか(40)が所属していたA-teamのマネジメント事業撤退を受けて研音に移籍。今年初めには小芝風花(28)がオスカープロモーションからトップコートに移籍した。森七菜(23)は2021年に当時所属していたアーブルという小規模な事務所から独立し、現在はソニー・ミュージックアーティスツとエージェント業務提携している。

 さまざまな事務所に移籍するタレントがいるなかで、フラームは「女優に強い」ことで知られる。

 もともとフラームは、広末涼子(45)がかつて所属していた芸能事務所フロスのマネージャーが、広末とともに独立する形で1998年に設立。24年2月に広末は退社したが、前述の戸田や有村のほか、吉瀬美智子(50)、唐田えりか(27)など人気女優が数多く所属している。