■水卜麻美アナの『ZIP!』での視聴呼びかけも話題に

 打ち切り説報道が飛び出した『ヒルナンデス!』。同番組が好きな視聴者の間でも、

《ヒルナンデスが基本食ってるか遊んでるかでお昼時間にはちょうどよかったんだけどなーマンネリではあったけど》
《ヒルナンデス終わるとしたらショック。あの時間帯の番組はマンネリしてこそよいのでは》

 など、マンネリ化は否定しない声も多い。

「実際、日テレの上層部もここ数年の『ヒルナンデス!』に良い評価は与えていなかったようです。というのも、6月2日放送回からは番組の総合演出が交代したり、直前まで全体プロデューサーだったスタッフがチーフプロデューサーになるなど、テコ入れを感じさせる動きがありましたからね。

 そうした明らかな“動き”がある『ヒルナンデス!』ですが、たとえば、その頃の6月2日放送回の視聴率は、世帯視聴率3.3%(関東地区/ビデオリサーチ調べ)、個人視聴率1.7%。その数字は、同時間帯の『大下容子ワイド!スクランブル』(テレビ朝日系)、そして『ひるおび』(TBS系)に負けており、民放局で3番目というもの。かつてはもっと高かっただけに……現状の数字は、かなり寂しいものですよね。

 だからこそ、番組レギュラーである横山さんが『24時間テレビ』のチャリティーマラソンで活躍してくれることで、番組に勢いをつけて欲しい、という思いがあると見られているということですよね。『ZIP!』での一件も、“援護射撃”と見る向きもありますね」(前出のワイドショー関係者)

 横山のチャリティーマラソンランナー就任は7月31日放送の『ヒルナンデス!』で発表されたが、同日の朝『ZIP!』では、番組MCの水卜麻美アナウンサー(38)が「今年の『24時間テレビ』のチャリティーマラソンランナー、今日の『ヒルナンデス!』で発表いたします。ぜひご覧いただければと思います」と、視聴を呼び掛けたことが話題になった。

 ちなみに、水卜アナは2011年9月末から16年9月末まで『ヒルナンデス!』でアシスタントを務め、木曜レギュラーの横山と共演していたが、共演中の15年7月、『週刊文春』(文藝春秋)で交際説が報じられたことがある。双方とも交際は否定し、その後も番組共演は続いたが、当時、多くのファンがざわつくことになった。

「『ZIP!』での水卜アナの大々的な“『ヒルナンデス!』視聴の呼びかけ”は、多くのネットニュースで取り上げられて話題になりました。それで、水卜アナと横山さんのかつての交際説報道を思い出す人も多かったですね。

 そのように話題になった横山さんのチャリティーマラソンランナーですが、長年『ヒルナンデス!』のレギュラーを務める彼の番組愛はかなり強いでしょう。ですので、横山さんが無事ゴールした際には、“『ヒルナンデス!』も見てね!”などと呼びかける展開は十分に考えられますし、南原さんたちの『ヒルナンデス!バンド』も話題にはなるかと。

 なんだかんだ言って多くの人が見て、高い視聴率になる『24時間テレビ』で、あらためて『ヒルナンデス!』のアピールをして話題を作って、“打ち切り説”など吹き飛ばしたい、というのが番組上層部の本音ではないでしょうか」(前同)

 酷暑下のマラソン企画には依然として多くの批判的な声があるが――『ヒルナンデス!』の今後も背負うのかもしれない横山には、なんとか無事にゴールしてほしいところだ。