8月19日に第5話が放送される、森川葵(30)主演の連続ドラマ『スティンガース 警視庁おとり捜査検証室』(フジテレビ系/火曜午後9時)は、ほかのドラマが勢いを落とすなか、配信サービス・TVerのお気に入り登録数が42.2万(18日午前11時現在)と順調に数字を伸ばし続けている。
同ドラマは、日本ではまだ制度としての確立も曖昧な“おとり捜査”に真正面から挑む、警視庁内の異端チーム・スティンガース(警視囮捜査検証室)の活躍を描く、完全オリジナルの爽快コンゲーム(だまし合い)エンターテインメント。バランスの取れたエンタメ感が、多くの視聴者にハマったようだ。
12日放送の第4話は、捜査一課から囮捜査の協力要請が入り、二階堂民子(森川)と西条巧(玉山鉄二 /45)が「沢村佳恋ちゃん身代金目的誘拐事件」の緊急捜査会議に参加。化粧品会社社長・沢村広海(星野真里/44)の長女・佳恋が何者かに誘拐され、自宅に身代金8000万円を要求する電話があったのだ。
犯人は身代金の受け渡しに息子の大毅を指名したが、警察としては子どもひとりで行かせられない。大毅は父親がついてきてくれるなら行くと言うが、広海は7年前に離婚していて、今は父親と連絡が取れない。そこで、水上涼介(本郷奏多/34)が父親役をやり、護衛することになったが、彼は子どもが大の苦手で……という展開。
誘拐は父親に会いたい大毅の自作自演だったが、社長秘書・須藤の裏切りという、さらなる驚きの展開が。X上では、《そういう事なのか!いい意味で裏切られた。脚本練ってあるなー!面白かった》《毎回ちゃんと勧善懲悪でスッキリ終わってメンバーも仲良くて民子が切れ者で最高》など、多くの称賛の声が寄せられていた。