■「下ネタ連発ラジオ」は人気を博したが……
福山がパーソナリティを務めたラジオ番組『福山雅治のオールナイトニッポン』は1992年1月から1998年3月まで放送され、終了から2年を経て『福山雅治のオールナイトニッポン サタデースペシャル・魂のラジオ』(ニッポン放送)がスタート。同番組は2000年3月から2015年3月まで続き、老若男女問わず高い人気を誇った。
現在も『福山雅治 福のラジオ』、『JET STREAM』(ともにTOKYO FM)、『福山雅治と荘口彰久の「地底人ラジオ」』(渋谷のラジオ)と複数のラジオ番組に出演している。
「かつてのラジオではセクシービデオの話題など下ネタ満載で、過去にはセクシービデオの“監督をする!”と宣言したこともありました」(前出の女性誌編集者)
98年4月の『ザ・テレビジョン』(KADOKAWA)で福山と対談した常盤貴子(53)は《私は福山さんから下ネタ言われたの覚えてる。着替えながら下ネタ、メークしながらも下ネタ、すごい人だなって》と話していた。
「08年1月の『女性自身』(光文社)では、福山さんが現場に入ってくるなり、女性スタッフに“揉ませろ!”と笑いながら絡んでいたと報じていましたね。
『オールナイトニッポン』では“ライブで女の子たちは俺の股間ばかり見る”、“俺の種子島に鉄砲降ろせ〜”、“抱かれたい男ランキング1位でも、街中で『抱いてください』と言ってくる女は今まで1人もいなかった。だから意味はない”といった発言もありましたからね」(前同)
福山は、撮影現場で台本にない下ネタを思いつくこともあり、2016年公開の主演映画『SCOOP!』では福山考案の「中折れ詐欺」というワードが採用されたと明かしていた。
そんな福山が大多氏主催の会合で下ネタを話していたということが明らかになり、
《福山雅治が女子アナ会で下ネタ連発してたとしても何の驚きもないという》
《学生のころANNのリスナーだったけど福山雅治のラジオなんてほぼ下ネタオンリー そしてたまに歌 かわいい下ネタじゃなくてドがつく下ネタ》
《福山雅治だから許されるとかあってはならないけど福山雅治はもともと下ネタとか言う方だよね》
とフォローする声がある一方、
《福山雅治さんが下ネタで有名だからといって、自発的に参加したわけでもない呼び出されて仕方なく来ただけの人は、下ネタ披露されたら不快に思うのは当然でしょう》
《福山雅治は下ネタ言うだろって思ってたけど時と場所がよくなかったな》
といった意見も寄せられている。
「ラジオは福山さんのことが好きな人が聴いているわけですから、キツめの下ネタも許されたというか、むしろ喜ばれたのでしょうね。福山さんも“求められること”に応じていた部分もあったのかもしれません。そのラジオでの下ネタも2015年に吹石一恵さん(42)と結婚して以降はなくなったといいますね。
一方で大多氏の会合には福山さんのファンではない女性も同席していたでしょうし、そういった場で“いつもの福山さんの下ネタ”を耳にして不快に思った人もいたのでしょう。本人は周りを楽しませようという思いで下ネタを発していたようですが……。
ただ、ハラスメントの基準は近年、一気に厳しくなってきている感じです。過去の半ばクローズドな場の発言が、先の第三者委員会の調査という現代のハラスメントの基準のところで問われてしまった形でもあり、そこは福山さんにとっては厳しいものですよね……」(ワイドショーデスク)
かつては下ネタがひとつの“売り”でもあった福山。彼に限らず、もうそんなことは許されない時代になった――。