■MC加藤も「僕が追い込んでしまったところもあると思います」と反省の弁

 加藤は「番組スタッフが『那須どうぶつ王国』の方と事前に打ち合わせをしたときに、“池に落ちてもいいですか”、“こういうロケだったらこういうことがあるんですよ”と説明していた。『那須どうぶつ王国』の方から“危害を加えなければ池に落ちても大丈夫ですよ”と聞いていた。“実際に動物が池に入っていない状況ならいいですよ”というニュアンスですよね。ここでスタッフも『どうぶつ王国』の方たちも納得して、番組に臨んだ」と経緯を説明。

 そして、「僕自身、当日の打ち合わせでしっかりスタッフと打ち合せすることを怠ってしまった。そこに関しては本当に反省しなくちゃいけない」と続けた。

 さらに「僕自身も“池に落ちてもいいんだ”というふうに認識して進んでしまった。その気持ちだけで僕は進んでしまって。実際に春日くんに対しても振りという形で追い込んでしまったというか、春日くんが落ちなきゃいけない状況に、MCとしての僕が追い込んでしまったところもあると思います」と反省の弁を述べた。

■相方もまさかの登場……日テレ内からはMC失格の声

 制作会社関係者は話す。

「番組サイドと『どうぶつ王国』サイドの現場レベルでは事前に打ち合わせしていたということですが、それはあくまでも動物のいない池に落ちることについてでした。しかし、ペンギンのお世話という企画なので、そもそもペンギンのいない池には近づかないのでは。

 日テレをはじめ民放各局はSDGsを打ち出している関係もあり、動物を番組で扱うことについても視聴者や関連団体などから厳しい目で見られる傾向にありますからね。そもそも、事前の打ち合わせでペンギンがいる可能性が高い池に“落ちる”ということを揉んでいること自体がありえないですよね。動物愛護の観点から厳しく見られる、そのことへの意識があまりに低かったと言わざるを得ないでしょう。

『どうぶつ王国』は番組サイドに主導権を握られた部分もあるでしょうし、施設のPRにもつながるので、“演出”のお願いを無下には断ることができなかった、という可能性もありそうです。

 そして何より、春日さんは加藤さんに煽られに煽られまくる形でペンギンのいる池に落ちたんです。そのことも含めて、日テレ内部では加藤さんにブーイングが上がっているといいいますね」

 番組視聴者からは、

《全然スッキリしない》
《加藤って男は口先ではたいそう立派なご託を並べるけども、人間としての常識をどうやら持ち合わせていないようだね》
《スッキリの冒頭、加藤浩次全く頭下げる気ないじゃん…しかもこれでも少しは下げた方で横の2人が下げるまで頭下げる気無かったし》

 といった批判的な声が多数寄せられている。

「加藤さんは18年も朝の生放送をやっているわけで、24日の放送でも、いくらスタッフがOKと言っても止められたんじゃないか、という声が日テレ内では上がっています。生放送での大きなリスクを感知することもMCに求められる能力ですよね。それなのに加藤さんは自らが先頭に立って、春日さんを煽って、池に落としたわけで、これに疑問を呈する声が寄せられているというわけです。

 しかも24日の『スッキリ』には相方の山本圭壱さん(55)も登場。それについても、局内では“加藤さんの暴走”だと受け止められていると聞こえてきています」(前同)