■『24時間テレビ』効果でさらに人気急上昇

 8月24日放送の『GOスト』の視聴率は、世帯7.7%(関東地区/ビデオリサーチ調べ)、個人5.5%、コア5.2%。

 同日に放送された松本潤(42)主演の日曜劇場『19番目のカルテ』第6話の視聴率は世帯9.6%、個人5.6%、コア3.0%だった。

 なお、同日の『GOスト』のゲストは、8月30・31日に『24時間テレビ』でマラソンランナーを務めたSUPER EIGHTの横山裕(44)と城島茂(54)だった。

「『GOスト』のコア視聴率は、同時間帯2位である『19番目のカルテ』に2%以上も差をつけて圧勝しているということですね。ただこれは、『19番目のカルテ』が“低い”というわけではなく、その前の日曜劇場『キャスター』と比べてもそうで、『GOスト』のほうが上回っていました。

 そして、『GOスト』は若い世代に人気のアイドルグループ・SixTONESの番組なのでコア視聴率が高いのはある意味では当然なのですが、個人、世帯視聴率の数字も高いんです。つまり、幅広い視聴層にも番組が受け入れられていると考えられるんです」

 そんな好調な『GOスト』だが、さらに追い風となる出来事があった。それは、8月31日の『24時間テレビ』終了直後に放送された生放送SP。同回は、世帯13.9%、個人9.3%、そしてコア8.4%という、圧倒的な高視聴率を叩き出したのだ。

 その日のゲストはチョコレートプラネット佐藤栞里(35)、そして105キロを走り切ったばかり横山。番組恒例のクイズ企画「サイズの晩餐」や、横山への労いも兼ねた料理企画「生タレだけレストラン」が生放送された。

「かつての『行列のできる相談所』もそうでしたが、日曜日9時台の番組は『24時間テレビ』と連動SPとして放送されることが多く、『24時間テレビ』からの流れで視聴する人が多いですよね。そのため、普段なら『GOスト』に興味がない人も番組を見ることになり、それにより視聴率が跳ね上がったと考えられます。

 その日の『GOスト』には、“『行列』よりも楽しそうな雰囲気だから『24時間テレビ』の後番組にピッタリ”なんて声もありますね」(前出の制作会社関係者)

『24時間テレビ』に続いて『GOスト』を見た人からは、

《行列のときのマラソン後の雰囲気をちゃーんと引き継いでる でもSixTONESのが楽しさもプラスしてる チョコプラさんもしおりさんもありがたい》
《以前は24時間テレビが終わったら行列で、24時間テレビの裏側をみんなで見て、感動雰囲気の延長線だったけど、GOストはゲストを迎えて遊んでるだけでほんといい》
《GOスト初見の人が面白いってポストしてるの目にする》

 といった、好意的な声が多く寄せられている。

「『24時間テレビ』がキッカケとなり、さらに『GOスト』の認知度は上がったのではないでしょうか。そのまま視聴した人が“面白い”となり、さらに多くの人が見るようになる。好循環に入っていると言えそうです。

 番組スタート前は日テレ内でも、23年続いた『行列』の後番組を、人気があるとはいえまだ若いSixTONESが引き継げるのかと不安視する声もあったといいますが、放送開始半年にして『GOスト』は、日テレ日曜夜のエース番組の座に近づきつつあるのではないでしょうか」(前同)

 間宮の出演に期待の声も多い『GOスト』。開始半年で早くも高い人気を得た同番組は、今後、ますます勢いを増しそうだ。