■昨年には別人級の“モダンガール姿”が話題に

 北乃は11月28日から12月1日にかけて、TOKYO FMホールで上演されるコント公演『混沌vol.7』に出演する。同公演は、2023年10月にスタートした、コントシリーズの第7弾。北乃は今回が初参加。お笑いだけではなくさまざまなエンターテインメントが一度に味わえる、アトラクションのような作品だといい、秋元真夏(32)、北村諒(34)、ジェラードンのかみちぃ(38)も出演する。

「北乃さんは、俳優としてコミカルな役を演じたり、バラエティ番組の企画でコントに挑戦したことはありましたが、本格的なコントライブは初挑戦です。今年は北乃さんが俳優デビューしてから、ちょうど20年目。俳優として、さらに成長していきたい思いもあるのではないでしょうか」(前出の女性誌編集者)

 北乃は14歳で芸能界入りし、同年に主演ドラマ『恋する日曜日「夏の記憶」』(BS-i)で俳優デビュー。透明感のある正統派の美少女として、『幸福な食卓』(2007年)、『ハルフウェイ』(09年)など多くの作品に出演してきた。今年4月期の桜井ユキ(38)主演のNHKドラマ『しあわせは食べて寝て待て』では“食にまつわる生きづらさを抱えるOL・反橋りく”を演じたが、やはり美しさは話題になった。

 その一方で北乃は近年、これまでのイメージとは違う役に挑戦する機会も増えた。昭和初期が舞台のドラマ『嘘解きレトリック』(フジテレビ系/24年10月期)では“モダンガールの記者・端崎雅”を演じ、《一瞬誰か分からなかった》《役のせいか顔がまるで別人になってる》などと話題になった。同年9月には、自身のインスタグラムで明るい金髪にイメチェンした自撮り写真を投稿したこともある。

「かつての北乃さんは、いわゆる“清純派”として若い世代を代表する俳優でしたが、現在ではそういう枠を卒業し、しなやかさと芯の強さをあわせもつ大人の俳優としての地位を確立した感じもありますよね。『バナナサンド』のゲームに全力で挑む姿も好評だったし、今後も幅広い活躍を見せてくれるのではないでしょうか」(前同)

 メディアに登場するたびにビジュアルの変化が話題となる北乃。それだけ多くの人々に注目されているということだろう。