9月13日から21日にかけて開催された『東京2025 世界陸上』。1991年以来34年ぶりに東京で開催され、スペシャルアンバサダーを務めた俳優・織田裕二(57)の変わらぬハッスルぶりが注目を集めるなど、大いに盛り上がった。その一方で、視聴者からは同大会を放送したTBSの“要らぬ演出”を指摘する声もあり、物議を醸すことに――。

 織田は1997年のアテネ大会から2022年のオレゴン大会まで、13大会連続で『世界陸上』(TBS系)のメインキャスターを担当。23年のブダペスト大会には出演しなかったが、今回、大会スペシャルアンバサダーとしてカムバック。

 しかし、9月20日の生放送番組『情報7daysニュースキャスター(『Nキャス』)』(TBS系)内で「これで本当に卒業」「老兵は去ります!」と、『世界陸上』からの引退を宣言。

 その織田は『世界陸上』の最終日21日のラストに、「世界陸上は政治や戦争に左右されない真の世界一は誰かを決める世界最高峰の大会」だと、アツいメッセージを送った。

「織田さんの『世界陸上』にかける情熱があらためて伝わる大会でしたよね。視聴者からは、《もしかしたら織田裕二が見たくて世界陸上見てたのかもしれない》などと、『世界陸上』には織田さんが欠かせない、という声が多数寄せられましたが、それだけに『Nキャス』のMCである安住紳一郎アナウンサー(52)と三谷幸喜さん(64)による、織田さんに対するイジりのようなやり取りに不快感を示す声も多く上がってしまいました」(女性誌編集者)

 20日夜、織田は『世界陸上』のアンバサダーである今田美桜(28)と、『Nキャス』に国立競技場からの生中継で出演。大会の様子を振り返った後、安住アナが「ちょっと、今田さん……織田さんの横で、織田さん陸上に関して熱いから、ちょっと、持て余し気味というか、たぶんやりづらいこともあると思うんだけど」と語りかける場面があった。