■激ヤセ指摘も… イベント事務局の回答は
前述の『バーニーズ』の発表会を体調不良で欠席した米倉だが、かねてから体調面での不安が言われていた。
2019年に低髄液圧症候群を患っていることを公表、2022年には急性腰痛症及び仙腸関節障害による運動機能障害と診断されてドクターストップがかかり、主演予定だったミュージカル『CHICAGO』のブロードウェイ公演と日本凱旋公演を降板している。前出のスポーツ紙記者が続ける。
「持病の公表とオスカーを退社したタイミングが近かったので、体調面の理由で独立したのではないかともささやかれましたが、実際には本人の海外進出への意欲が高まったことが大きな理由だったと複数のメディアで報じられました。また大ヒット作『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』(テレビ朝日系)シリーズの大門未知子役があまりにもハマリ役だったことで、そのイメージが定着しすぎることを避けたかったという思いがあったことも独立の背景にあったのではと言われましたね」
実際、独立後は2022年にNetflixで配信された『新聞記者』や、2023年にAmazonPrimeVideoで配信された『エンジェルフライト 国際霊柩送還士』(2024年にNHKBSでも放送)に主演するなど、新たなフィールドでの仕事も増えていた。
8月2、3日には、自身の半世紀の軌跡を紡ぐスペシャルステージ『RYOKO YONEKURA -DISFRUTA DISFRUTA-』を開催するなど、50歳を迎え、さらに充実した芸能活動に向けて動き出しているかのように見えていた中での、相次ぐ“欠席”──。
気になる点としては、『バーニーズ ニューヨーク』のイベントについては《体調の都合》となっているが、ジャガー・ランドローバー・ジャパンのアンバサダーについては、前述のスポーツ紙記者が言うように、“事務所からの申し出”というだけで、具体的な理由は明かされていない。『NEWSポストセブン』の記事では、関係者間での話として《米倉さんが最近、大きな騒動に関連して話題になった人と知人関係にあったと指摘されていることと関係しているのか》との事情を紹介されているが、その詳細は不明だ。
そこで、本サイトはジャガーのプレスイベントの広報事務局を担ったPR会社を直撃した。イベント中止の経緯について聞くと、「事務所様からの“就任の予定を取りやめたい”というお申し出によるもので、それを受けてイベントの中止が決定されました」といい、申し出の時期や中止決定時期については「公表しておりません」とのこと。
しかし、具体的説明もないままでの“辞退の申し出”を事務局者側はスムーズに飲み込んだのか……。PR会社に「就任を取りやめたい理由について確認しなかったのか」と尋ねたが、「事務所に聞いてください」との一点張り。そこで米倉の個人事務所にも辞退理由を問い合わせたが、期限までに回答はなかった。
来年2月には『エンジェルフライト THE MOVIE』が同じくAmazon Prime Videoで配信予定。まだまだ大きな仕事は続きそうな一方で、6月に高級時計ブランド「ウブロ」のイベントに出演した際には、SNSで《痩せた》と、心配の声が上がっていた。インスタグラムも8月19日の投稿を最後に、更新が途絶えている。何より体調面が心配される――。