大人気バンド・Mrs.GREENAPPLE(以下、ミセス)のボーカル&ギター・大森元貴(29)が26日までにインスタグラムを更新。同日朝に最終回を迎えた今田美桜(28)主演のNHK朝の連続テレビ小説あんぱん』の撮了ショットを公開し、多くの反響が寄せられている。

 この日、大森は《あんぱん、ありがとうございました。たくちゃん、ありがとう》と作品と役柄への感謝を綴り、3枚の写真をアップ。劇中で“たくちゃん”こと、作曲家のいせたくやを演じた大森は、老けメイクの状態で大きな花束を抱えた撮影終了時の姿に加え、2枚目と3枚目では、老いた姿と学生時代の若かりし姿の比較ショットをそれぞれ披露している。

「『あんぱん』が初のドラマ出演となった大森さんですが、ミュージシャンらしいピアノや歌のシーンはもちろん、センスが光る軽やかなコメディー演技が朝ドラ視聴者層から高い評価を受けました。

 今年4月に公開されたtimelesz菊池風磨さん(30)とのW主演映画『#真相をお話しします』が大森さんの本格的な俳優デビュー作だったことを思うと、音楽の才能に加えて、もともと表現者としての“勘の良さ”を持っていたことがわかりますよね。

 若さに満ちた肌艶のよい青年期から白髪交じりのレトロな“オジ”姿まで、ビジュアル面でも視聴者を楽しませた大森さん。“頭は切れるけどピュアで愚直”という人物像を演じるためか、音楽活動時よりもややふっくらしたフェイスラインが、キャラクターの説得力を増すのに一役買っていたように思われます。

『あんぱん』撮影終了後と思われる最近の写真では、元通りシャープなお顔に戻っていたので驚きの声も上がりましたが、大森さんの何事にもストイックな姿勢が“たくちゃん”の役作りにも表れていたのではないでしょうか」(女性誌ライター)

 全話平均視聴率16%超えの好記録を維持したまま、ついに感動の最終回を迎えた『あんぱん』。

 明るいキャラクターで同作を彩った大森の撮了ショットに、フォロワーからは《毎朝あんぱん見て元気貰ってました たくちゃんロスです》《たくちゃんが見れなくなるの寂しい》と終わりを惜しむ声のほか、《お疲れ様でした また、太ってね》《学生からオジまでの役を演じる元貴にまたまた才能に惚れ惚れしたよ》《素晴らしい歌と演技をありがとうございました》《大森さん演じるいせたくや最高でした!》など、労いや称賛の声が相次いでいる。

 今作をきっかけに役者として大きく株を上げた大森。“たくちゃんロス”に関しては、29日から全4回にわたって放送されるスピンオフドラマで解消するほかないのかも。