■打ち切り危機が言われるも……10月1日に新レギュラー加入

 9月17日の『ぽかぽか』にゲスト出演したタレント、女優の水沢アキ(70)は「私、ハワイにマンションを持ってたときにフジテレビのハワイ支局長に貸してて。フジテレビから家賃もらってたんですけど」と告白。

 これにハライチ・岩井勇気(39)は「それ大丈夫なやつですか? ここでやめたほうがいいんじゃないですか?」と反応。相方の澤部佑(39)も「もうやめとこうか」と水沢のトークを制止していた。

「“フジテレビから家賃もらってた”という発言は、直近に大不祥事のあったフジテレビにとってはなんとも生々しいものがありますよね。過去に何か良からぬカネの動きがあったのでは……そんな想像も働いてしまうエピソードですよね。みやぞんさんの件、水沢さんの発言など、『ぽかぽか』では生放送ならではの攻めた内容が続いているんです。

 フジテレビは、番組立ち上げを提案した港氏、大多亮元専務(66)を相手に50億円の損害賠償を求めて東京地裁に提訴。それもあって“打ち切りは必至”とも思われた『ぽかぽか』ですが、10月1日には水曜新レギュラーとしてハリセンボンが加入。秋改編を乗り越えたということですよね。

 ただ、フジテレビは来年4月に大改編を予定しているといいます。“中居氏・フジテレビ問題”で多くのスポンサーが撤退し、10月の秋改編はスポンサーの目途が立たず、新番組を立ち上げることができなかったと見られています。それがここにきてスポンサーも戻りつつあり、来年春に大改編を予定していると言われていますね」(前出の制作会社関係者)

 6月25日の株主総会を経てサントリーホールディングス、大和ハウス工業、ロッテ、明治安田生命保険などの大手企業がCMを出稿再開。第一生命保険も出稿を決定し、9月24日には日本生命も近くCMを再開すると報じられた。

「今後、番組制作費も大きく変わると言われ……フジテレビはリスタートを切る必要がある。そのため、来年春には多くの番組が終わり、多くの新番組が始まることになるようです。そうなってくると、やはり『ぽかぽか』は打ち切り対象の筆頭とも思えてきますが、果たして来春の“山場”を乗り切れるのか……。そんななか攻めた内容に加えて、新レギュラーが加入するなど新たな動きもあり、テレビ関係者がその動向に注目していますね」(前同)

 何かと話題に事欠かない『ぽかぽか』だが、26年春の改編を乗り切ることはできるのだろうか――。